ゴー宣DOJO

BLOGブログ
小林よしのり
2021.12.30 11:25日々の出来事

第102回「ゴー宣道場」アンケート回答

令和3年12月5日、第102回「ゴー宣道場」は
倉持麟太郎の基調講演で、劣化した日本をどう救うか
という議論を行なった。
そのアンケート回答を忘れていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆倉持先生のテキストがとてもわかりやすかったです。
日本人は自分を「上流」とは言われたくないけれど
「下流」とも認めたくない人が多い事が自分でも
実感できました。
(埼玉県・35歳男性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「おちぶれてすまん!」と素直に言えないのが惨めだな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆倉持師範が基調講演の中で言われていた「大多数が
正解としたものに従う」世間体教の結果が2年間も続い
ている「コロナ騒動」の本質と改めて思いました。
皇統に関してもその学会、文壇での「世間体教」の結果、
全く非科学的、非論理的な「男系男子」に固執して、
メディアに加担して世論を誘導するのは、コロナイン
フォデミックと同じ構図だと思いました。
(東京都・46歳男性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
国民の80%は男系固執じゃないんだが、男系カルトは
その80%を知識がないと思っているからな。
そして「男系世間」の顔色見て、皇室を消滅させる
政治家がいる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆皇室のことを信頼しているからこそ、皇室の名誉を
汚す(ように報道されている)小室氏をバッシングする
のは当然とでも言うような心理は理解し難い。
「お前のことを愛しているからこその暴力だ」と言う
DV夫のようである。
(岩手県・24歳男性・地方公務員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その表現、見事!今後、使わせてもらう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆高森師範の言葉“眞子さんは皇室の威(尊)厳を
守るために正義を貫かれた”にシビレました。
何と高貴で肚のすわった強いお方なんだろう。
秋篠宮様の育て方は間違っていないと強く感じました。
(北海道・57歳男性・団体職員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
眞子さまは「個」の力が凄い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆愛子様が天皇陛下になることが第一のことです。
(千葉県・84歳女性)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まったく!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆やっぱり日本人は「事なかれ主義」が強く、
そのためマスクを外さないし、小室圭さんを非難する、
という事を確信しました。
特に、若者の「ひろゆき化」は、少し前の若者としては、
非常に危惧します。
自分だけだし抜こうとする心理、その後に残る人々や
社会に対して思いをはせないのは想像するだけで寒々
しい。
(東京都・42歳男性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
20代の若者も「ゴー宣道場」に来てるじゃないか。
最近、『コロナ論』から愛読者になってくれてる
20代もいるしね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆日本国憲法はスカスカ憲法に大いに同意です。
よしりん先生が白衣着て下さればケーシー高峰さん
みたいに面白くなりますな(笑)。
グローバルダイニングの話は、同じ公務員として
情けなくなりました。よく上司の決裁下りたな…と。
どうやってコロナワクチンの話を来年広めていける
のか、考えないといけないですね
(千葉県・46歳男性・地方公務員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コロナ、恐くない。ワクチン、必要ない。
一貫させよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆日本人の中流意識がここ40年以上9割を超えて
いることに驚きました。
児童発達支援センターで子どもと保護者の支援を
していますが、コロナ騒動で家計が厳しく生活保護
の利用しか選択肢がない中、中流であるという意識
から「まさか自分が生活保護になるなんて」と申請を
されない事例を多く見てきました。
そのため、DV、虐待などよりひどい状態になって
からの相談になり、もう少し早期に福祉事務所に
繋がっていればと思うことが多いです。
(埼玉県・48歳男性・地方公務員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自己責任と思ってるからね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆高森師範の「論理の力は決して小さくない」という
趣旨の発言が刺さりました。
話すだけムダか…と諦めることの多い現実のお守り
にしようと思ったことばです。
(神奈川県・45歳女性・公務員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あれはすごい発言だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆出る杭は打たれるというのは、社会人として恐ろ
しい言葉ではありますが、職場のコロナ対策、
ワクチン接種推進をきっかけに、一度出てみようと
思います。突き抜ける勇気を持ちたいです。
(千葉県・42歳男性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そういう人が1人、2人と増えていくことが、
劣化を防ぐきっかけになるんだろうね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆道場はやはりライブがいちばん。
普通に集まれる場所がいかに貴重か良くわかります。
この2年間は本当に苦しかった。
ものすごいスピードで全体主義が広がり個で戦う
のはほぼ不可能だった。
ゴー宣は貴重な場。ずっと続けてほしいです。
(東京都・47歳女性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
全体主義と戦う場は、「ゴー宣道場」しかなかった
と言ってもいい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆スタッフさんが皆親切で熱気があり、どこかの
企業に訪問したような気分になった。
大規模でびっくりしました。
こんなイベントは初めてです。私のような者を
当選させてくださりありがとうございます。
ゴー宣道場にいるような人たちがこんなにいるの
なら日本は大丈夫なのではとも思いました。
(埼玉県・42歳女性・無職)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それもそうかな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆日本人という人間は、とにかく世間体の目を気にし、
世間体に囚われてしまう大衆であるということを実感
した。
大衆の中で、個を貫くためには「勇気」と「強い力」が
必要であり、これらを自らの人生で習得することが
できるかがとても重要だと感じた。
自分はまだ若いので、個を貫くことができる「強い力」
を習得できるよう努力を重ねていきたいと思う。
(京都府・20歳男性・大学生)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
20歳でそれに気づいたのは得だな。
だが、歳を経るごとに世間に絡みとられるから、
その時どう突破していけるかだ。
人間は生きてるだけで堕落するから。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆こうした議論がタコ壺であってはいけないという
小林先生の指摘が手厳しいと思いました。
今回の議論を通して、小林先生の「現場で戦う」
「個を貫く」という考えの元、タコ壺から脱出する
方法が見えていくのかなと思いました。
今すぐ世の中を変えることはできないし、逆に早く
日本人の精神・習性が変わったらそれはそれで問題だ
と思うので、それぞれの現場で小さな努力、抵抗を
コツコツとしていくことが大切なのではないかと
思いました。
(埼玉県・18歳・学生)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そうやって思想し続けることだね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆今の日本人の余裕のない生活、「自分さえ良ければ」
の意識から“共同体”がなくなり“世間”だけ残り、
明確な憲法違反にも気付けない程、“常識”が消滅して
いると痛感しました。
何か常識を取り戻す方法を見つけたい。
(神奈川県・40歳女性・会社経営)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「常識」を貫くのは時には過激にならざるを得ない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆男系派にしてもマスコミにしても、皇族方は生きた
感情を持つ1人の人間だという当たり前の前提を無視
して好き勝手なことを言うことに憤りをおぼえます。
どうしてこのように人間性を簡単に失うことができる
のだろうと思います。
(東京都・47歳男性・公認会計士)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
国民主権になってしまったから、自分の方がえらいと
思っている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆福祉現場で働いてますが、その中で「医者」はいくら
若造でも絶対的な存在で超権威主義です。
もちろん変な判断をする医者も多く、裏で「あいつ変
だよね」と言いつつ最終的に従ってしまいます。
「おかしい」と思っていても「しょうがない」と思って
個を殺し、権威に従う図式。
ここが根深いのだと思います。
「学校の先生」の権威が崩れたように「医者」の権威も
崩す時期なのかもしれません。
(神奈川県・52歳男性・ケアマネジャー)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
立派な医者はいるのだけれど、目立ちませんよね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆面白かったです!
ゲストなしでも大満足です!!
(茨城県・39歳男性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
嬉しい評価です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆おもしろかったです、いつもニコ動で視てますが、
生でリアルなのが良かったです。
そして、疑問に感じている方々がこんなにもたくさん
いらっしゃっててノーマスクが許される空間、
やっぱり今までのマスクしてない世界に戻せるように、
自分が出来る事をしよう!!
まだまだやれる事はある!! という活力になりました。
(栃木県・41歳・パート)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それは嬉しい。やってる意義がある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆倉持弁護士がひろゆきの本を読んでいるというのも
衝撃でしたが、「答えだけが書いてあって、若年層に
人気がある」というお話が、私生活の実感として納得
できました。
ざっと動画サイト(YouTubeなど)を見ても、そういう
安易な「主語・述語しかない」世界であふれていて、
延長線上にコロナ禍・ワクチンファシズムや、男系固執
の権威主義に凝り固まった「世間」が形成されている
恐ろしさを感じました。
(群馬県・41歳男性・アルバイト)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ワクチンは安全です!」 なぜ?
「反ワクチン派はデマだからです。」 なぜデマなの?
「製薬会社がそう言っているからです。」
なぜ製薬会社を信じるの?
「答えだからです。」 なぜ答えと言えるの?
「河野太郎が言うからです。」 河野太郎が間違って
いたら?
「お上が言うことは正しいのです。」 お上が間違って
いることは無数にありましたよ。
「昔のことは知りませんし、忘れました。」 疑問を
浮かべて調べてみたら?
「答えだけでいいです。」 答えに至る科学的説明が
大事なんだよ。
「要りません。答えだけでいいです。」 馬鹿なの?
「あなたが馬鹿です。論破!」 論破できてない
じゃないの。
「論破!論破!論破!」「ろんぱお――――――!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆「個がない世間」というよしりんせんせいの言葉が
1番印象に残りました。
「個の確立」はゴー宣の初期からの大きなテーマだと
思います。
差別論、戦争論、天皇論など今までのテーマもどう
やって「個の確立」を日本人がするかでしたが、
このコロナでさらに日本人の劣化が進んだと思います。
特に30~40代、私達の世代が世の中に関心がなく、
権威に逆らうことがないことが最大の問題であると
思います。
(神奈川県・38歳・中学校社会科教師)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
個が埋没しない教育に期待しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆週刊現代の取材を受けましたが、読者はほぼ
「60代~70代」と記者が言っていました。
この世代は皇室への敬意が無いし、TVが大好き。
「戦争を知らない子供たち」は正義を貫けるとは思え
ないです。
よしりん先生や高森先生がその「大多数」に屈せず
意見を出してくれるのは奇跡なのかも。
「真実」と「正義」判断を誤らないよう自分の頭で
考えて行動します。
(東京都・54歳男性・自営業)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
わしは同世代に全然なじまないんだがな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆「世間体」まさにコロナ禍においてはこの言葉に
つきると思います。
職場において世間体ということ以外にマスクをする
理由がないなら、はずしてもよいのではないかという
提案をしたら、トップからは、管理職としての影響を
考え、思っていても発言してはいけないと言われました。
私は世間体よりも、どうすればよいかを両論併記で
考えていきたいので、めげずに発言していきたいと
思います。それを道場で学んでいますので。
(埼玉県・43歳男性・団体職員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
道場を続ける意義はやっぱり大きいな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆私の息子もそうですが、面倒なことは嫌だ、争いは
嫌だ、など生きるベクトルが外に向いていません。
ほんの少しの批判も嫌がります。
強いメンタルを養って欲しいですが、世の中全体が
これだと難しいです。ほんと難しい。
(東京都・女性・児童館職員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なるほどねぇ。子育ての現場の苦悩があるんですねぇ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆共同体が破壊され、バブル崩壊、リベラルという
名の自己責任論に加えて、1度失敗したら終わりという
社会では老若問わずストレスのはけ口を求めるもの
だと感じている。
その行き着いた先が自分さえ良ければ良いだったり、
権威主義化による小姑皇室バッシングだと師範方の
話を聞いてて思った。
自分はおいしい思いができず、しいたげられる社会
では、何かを補填するだけでは修復できない所まで
来ていると感じた。
それでも修復させる為には、新たな価値観を与えた
後に、大人を成人化させなければなのかと考える。
(東京都・28歳男性・鉄道員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
高度経済成長下ではおいしい思いをしてきたのかも
しれないな。
おいしい思いが出来ない社会を許容するのか否かは
重大な問いかもしれない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆権威と空気に従うというのは大変楽です。
中に居れば居心地がいいでしょう。
外に出る冒険心や、自分以外を幸せにするおせっかい
が足りないのではないかと思います。
周囲を気にせず、自分の中の欲求に素直に従って
生きていきたいと思います。
(東京都・46歳男性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
権威や空気で自分を殺したら畜群です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆高森先生が、強い言葉で論理の力について語って
くれたのは嬉しかったです。
その論理と、小林先生の描く絵(つまりイマジネーション)
の2つが一緒になったコロナ論が負けるはずがない
と信じています。
(神奈川県・50歳男性・会社員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後は『コロナ論』が勝つと信じて描いています。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

第119回

第119回 令和6年 11/2 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

INFORMATIONお知らせ