オミクロンを「まだ重症化するか、軽く済むかどうかわからない」
と言って、延々と緊張状態を引っ張ろうとする専門家がいるけど、
コロナが「ただの風邪の一種」ということになれば、
自分の出番がなくなるものだから、できるだけ引っ張ろうという
魂胆なんだろうと思う。
新型インフル特措法には、
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=424AC0000000031
第一条の一行目に、法律の目的として、
・国民の大部分が現在その免疫を獲得していないこと等から、
・全国的かつ急速にまん延し、
・かかった場合に重篤となるおそれがあり、
・国民生活及び国民経済に重大な影響を及ぼすおそれがあること
――に鑑みて、さまざまな対策強化をするためだと書かれている。
もはや、国民の大部分が免疫を獲得しているのでは?
というか、人間には、獲得免疫の前に、自然免疫が働きますよね?
この法律の文言そのものが、1行目からいきなりサイエンスに則っておらず、
極めて非科学的なものを根拠にしているのでは?
かかった場合に重篤となるおそれも、
これまでのデータで、免疫機能の弱った高齢者や、糖尿病など基礎疾患を
持つ人々だということがわかっていて、その人たちに、
できるだけ無事にすごしてもらうためのアドバイスは必要でも、
健康な人間が手当たり次第に重篤になる感染症ではないと、
すでに判明しているのでは?
さらに、第二十一条 (政府対策本部の廃止)には、
政府対策本部は、
かかった場合の病状の程度が、
感染症法第六条第六項第一号に掲げるインフルエンザにかかった場合の
病状の程度に比して、おおむね同程度以下であることが明らかとなったとき、
廃止されるものと書かれています。
立派にインフルエンザと同程度以下でしょう。
小さい子供にとっては、今年は、コロナよりもRSウイルスや
インフルエンザのほうがよほど症状の程度が強く、入院していますよ。
政府の新型コロナウイルス感染症対策本部も、分科会も、
廃止したらどうでしょう。