「世界のゴー宣ファンサイト」に、
楊井人文弁護士が運営に関わっている『FactCheck Navi』を
見た人から、ワクチンに関するファクトチェックがあり、
そのファクト判定の根拠にBuzzFeedやこびナビの記事が
使用されているじゃないか、という意見が寄せられていますが、
そもそも『FactCheck Navi』は、楊井氏がチェックしている
サイトではありませんし、楊井氏の意見でもありません。
ファクトチェックの団体には、複数のマスコミやネットメディア、
個人ジャーナリスト等が参加しており、
それぞれが、自分の関わっているメディアの中で、
疑問点を出してそれぞれでチェックを行い、記事を作成しており、
その一部が、『FactCheck Navi』というポータルサイトに転載
されるという仕組みになっています。
チェックをする立場の人のなかには、こびナビと完全に結託して、
「ワクチン接種を進める厚労省が正しい」
「製薬会社が正しい」
という立場から、厚労省のため、製薬会社のための「ファクト」を
判断基準にして活動している人物がいます。
ですから、BuzzFeedやこびナビの記事も掲載されているわけです。
楊井氏は、ファクトチェックをするなら非党派性が必要であり、
反対勢力を叩くという目的で行う「チェック」は、
もはや「ファクトチェック」の名に値しない、
そして、なんらかの立場に依拠しないでいるということは、
かなり難しいということなどを、はじめて『オドレら正気か?』に
ゲスト参加された際に話されていたと思います。
同じ志で団体を立ち上げたメンバーであっても、
コロナとワクチンの問題が立ち現れたとき、
あっさり「権力のためのチェック係」になってしまう人間はいるのです。
だから、楊井氏は、単独でコロナに関する検証ブログを開設して、
個人で活動されているわけです。
「ファクトチェック」という作業によって、
さまざまに出現する誤情報やフェイクニュースを撲滅する、
ということは不可能ですし、それを目的とした時点で、
不健全な未来を目指すものになってしまいます。
「おかしいんじゃないか?」「これ、本当か?」と疑問を持ち、
自分で考えるという習慣を持つこと、
メディアが両論併記を行い、人々が判断する環境を保つことが
重要なわけですが、
両論併記しないメディアが、少数派となった人々の意見を
黙殺するどころか、つるし上げて叩く、レッテルを貼る、
そのために「ファクトチェック」をしている、それが現在です。