今週の小室眞子さん、圭さんの結婚会見、
各社の週刊誌がそれぞれ煽りタイトルで取り上げている。
『女性自身』『週刊女性』は、まあもうだいたい
騒がれている内容をおさらいする程度。
週刊文春
「眞子さん小室さん『世紀の会見』全真相」
週刊新潮
「『小室眞子さん・圭さん』質疑拒絶の全裏側」
女性セブン
「小室圭さん『花嫁の祖父重体でも延期拒否』
計算ずくの9分間」
三誌に共通しているのは、質疑応答が直前に
取りやめになったことへの不満だ。
充分に時間があったのに、
なぜ記者団と協議しなかったのか。
雑誌協会から辛辣な質問が出されることは
予想できたのではないか。
もっとも文春は、そうした否定的な論調を載せつつ、
そのあとの「眞子さん小室さん結婚『私はこう考える』」
という識者からの寄稿で、絶妙なバランスを保っている。
ここではライターの西澤千央氏が、
「目を離せない小室圭さん”3つの魔力”」と題して、
圭さんの魅力を独特の観点から切り取ってみせている。
そうそう、こういう切り口があったっていいのに、と
思わせてくれる記事だった。
相変わらずひどいのは新潮と女性セブン。
新潮は結婚会見を「腰砕け会見」「一方通行会見」と断じ、
あろうことか、前述の「質疑応答の中止」について、
眞子さまのPTSD公表も「この日のためだったのか」などと
勘ぐる宮内庁担当記者のコメントを載せている。
雑誌協会の質問を遮るために病気を公表した?
どんだけ悪意をもって勘ぐったらそうなるのか。
で、その後の識者の寄稿もひどい。
・眞子さんが国民の分断を煽った(河西秀哉)
・眞子さんがすべてを尻ぬぐい、小室さんは安全地帯に
逃れた(佐藤綾子)
・今後、眞子さんは佳代さんに支配されるのではないか(山脇由貴子)
・圭さん、強い自己愛と特権意識(片田珠美)
・米国で皇室ブランドが利用されるのではないか(小田部雄次)
女性セブンは、驚くことに「質疑応答の中止」を、
「病気と質問のせいにしてドタキャンすることが既定路線だった」
とする皇室ジャーナリストのコメントを載せている。
こういう憶測が独り歩きして、さも最初から質疑応答を受ける
つもりなどなかったのだという印象が植えつけられる。
非常に悪質。
さらに、紀子さまのお父さんが重体という報道に触れ、
普通なら結婚を先送りすることもできたはずなのに、
「結局、結婚は平然と行われた」と吐き捨て、
さらにそれは圭さんが早くNYに戻らなければならないから、
だから圭さんが悪い、という論調になっている。
もはや圭さんの一挙手一投足が憎くてたまらないようだ。
続く記事も、「手ぐすねひく『ニューヨークの黒幕』」などと
書いているが、中身を読んでみると、そういうロイヤルビジネスに
たかってくる人がいるんじゃないか、という想像でしかない。
だいたい、会見しなかったらしなかったで文句が出るだろうし、
したらしたで、それにいちゃもんをつける。
結婚を延期したって、「圭さんは注目を浴び続けていたいのだ」
「いつまで世間を騒がせれば気が済むのか」などという
的外れな誹謗中傷がきっと出てくるだろう。
そもそも質疑応答が中止になったといって各社騒ぐけれども、
会見の中でほとんど二人が語っていたではないか。
ギリギリまで調整を続けて、それでもなおできなかった、
その誠実さを評価する人はいないのか。
せめて文書で回答しようとされた、その真摯な向き合い方を
評価する人はいないのか。
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