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小林よしのり
2021.5.22 11:02日々の出来事

医者の前の患者のように写真撮影

今日から『よしりん辻説法』のシナリオに着手しなければ
ならない。
新コロが終わらないので再び新コロの勉強を始めたら、
これはこれで嵌ってしまうので、本ばっかり読んでしまう。
でももう『よしりん辻説法』を始めなければ間に合わなくなる。
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今日は16時くらいから写真撮影するらしいが、自分の
写真を撮って満足する奴なんているのだろうか?
超二枚目俳優なら自分の写真にニヤつく馬鹿もいるの
だろうが、自分の姿なんて見たくもない。

超二枚目俳優だって、老けてくればあちこちにシミやら
細かいしわやら肉のたるみも出てくるはずで、雑誌に
載せるときは、何百枚もの写真の中から、必死にチョイス
して、雑誌に載せるときは修正してマネキンみたいな顔に
しているのだ。

どうやったって老化は隠せないし、そういう意味では
沢田研二の居直りは凄いと思わざるを得ない。
アンチエイジングはしたくないし、老いてもさまになる
姿というのが自分の場合、どういうものなのかまだ分から
ないでいる。

とりあえずコロナ禍が終わるまでだ。
ネットでの主張が本当に社会を動かすのかどうか分か
らんが、コロナ禍が終われば、また執筆活動のみに
邁進できる。
今は辛抱してネット主張もやり続けるしかない。
ボランティアで手伝ってくれる人はありがたいのだから、
医者の前の患者のように従っておこう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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