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泉美木蘭
2021.5.16 19:59

意欲と体調

昨日の生放送は、小林先生がアレをびりびりと破いて
見せた場面が本当に痛快で、録画でもう一回見てしまった。
このご時世においてサイコーの名場面じゃない??
まだ見てない人は、見たほうがいいですよ。

今日はすごく久しぶりに一切仕事をしないで、
昼もゆっくり寝て過ごした。
起きずに寝つづけていたので、
やっぱり体が相当に疲れていたんだと思う。

このところ、文章を書く意欲が激減している日が多くて、
仕事の原稿もものすごく四苦八苦して、締め切りを融通して
もらうなど迷惑をかけていた。
人には理解してもらえないけど、
書くことと呼吸することが等しい感覚になっている人間なので、
その意欲が落ちてしまうのは、泥の中でクロールしなきゃいけない
ような感じがして、倦怠感と焦りがすごくて危機的だ。

意欲って、体調、体内の栄養や免疫などの巡り具合と、かなり
結びついていると思う。
これだ、と思えたときって、脳の中にパパーッと麻薬の快楽物質が
出るような感じがして、体のなかの血が熱くなるのもわかる。
文章書きながら、「こうしたらもっと面白いはず」とか、
「ここに句点入れたらもっとするする読めるな」とか、
しつこく工夫しているときもそんな感じ。

そういや、「ここ潜入してみようかな」とか
「面白そうな人が
いる場所だな」とか興味を持つと、
とりあえず飛び込んでみて、
そしてひどい目に遭い、
土産話を持って帰ってくる、
ということがよくあった私だけど、
この1年、そういう興味のアンテナが働かなかった。
ヘルパンギーナ以来、なかなか体重も戻りきらない。

これはまずいので、今日はしっかり肉食べてお風呂につかって
体調改善につとめようっと。肉はきっちり焼くよ。
もう生モノ、いや。

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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