クロ現で子供の「自主休校」についてやっていた。
コロナ禍で7285人の子供が「自主休校」しているという。
主に喘息と心臓病の子だ。
コロナに罹ったら、重症化する恐れがあるので、学校に
行けない。
自分の問題だけでなく、咳をすると友だちが怖がるから、
学校に行けないのだそうだ。
これは分からないでもない。わしも外出すると必死で
咳をこらえている。
咳払いひとつでも人の視線を感じるから、すごくストレス
になる。
タクシーの中で運転手に配慮してマスクをしていて、
突然咳が出ると、マスクが口に貼りついてきて、もっと
むせて咳が激しくなることもあった。
喘息の子供たちは、自分の身の安全と、他人の迷惑の
両方を考えて、「自主休校」せざるを得ないのだ。
さらに驚くのは喘息や心臓病の子の兄妹までが、
健康体なのに「自主休校」を強いられている。
外でコロナに感染して、それを家に持ち込むと、兄に
感染させ、殺す恐れがあると考えるからだ。
とんでもない事態だ。
しかしわしも小児喘息だったから、子供の頃に新コロが
流行していたら、学校に行けなかったかもしれない。
咳が出たら白い目で見られる状況に耐えられたかと
言えば、わしも繊細だったから、無理だっただろう。
これも新コロを「指定感染症」から外さず、それどころか
新型インフルエンザ等感染症に事実上格上げまでしてしま
った弊害だ。
現在のインフルエンザと同等にすれば、咳ひとつで周囲が
ビクつくようなことにはならない。
根本的に国の政策や、エセ専門家どもの見解が間違っ
ているのであり、コロナ恐怖を煽るマスコミが犯罪的な
「インフォデミック」の状況を作り出していることに責任が
ある。