先日、「女性自身」編集部から取材を受けた。
同誌からの取材は初めて。
女性誌は、これまで主に「女性セブン」に関わって来た。今回、退位特例法の附帯決議に応える為の有識者会議が
設けられたことについて。
4月6日号にコメントが載った。
僅か2ページながら巻頭の記事。
私のコメントは以下の通り。「政府はすでに、水面下で専門家へのヒアリングを
終えているとみられます。
昨年11月には『皇女』プランが検討されていると
報じられました。
しかし、この小手先の案は大きな反発を呼びました。
野党からだけでなく、国会の取りまとめ役の大島理森衆院議長からも
くぎを刺されてしまったのです。
これにより、政府は女性宮家はもとより、皇位の安定継承についても
議題に上げなければならなくなったといえます。
国会議員にとって、皇位の安定継承は論じることが難しいテーマですが、
間違いなく喫緊の課題です。
これまで先延ばしにしてきた問題にしっかりと向き合えるか、
国会の見識が問われます」同記事で、名前を出しているのは、私の他は、元最高裁判事で
小泉内閣の有識者会議で座長代理を務められた園部逸夫氏だけ。
私が取材に答える中で、週刊誌による小室圭氏への「集団リンチ」的な
バッシングにクレームをつけると、相手はかなり恐縮していた。掲載誌を見ると、同記事の次が小室氏を取り上げた
奇妙なタイトルの記事。
やれやれ。なお、有識者会議の発足が報道された直後、ある国会議員の方から
お電話を戴き、私の見通しを尋ねられた。
直接、お話しするのは久しぶりだったが、
退位特例法の附帯決議の文案を詰める際に、最前線で
尽力された方だ。
今後、大切な役割を担って戴くことになるかも知れない。【高森明勅公式サイト】
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