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小林よしのり
2021.3.27 08:37日々の出来事

石破茂は思想する政治家である

石破茂氏が小学館新書の『コロナ脳』をもう読んでいる。
石破氏はすごい読書家だ。よく本を読む。
権威主義に嵌らずよく勉強している。

わしは政治よりも思想を優先する者だし、「ゴー宣道場」
は思想の場だと思っている。
根本軸に思想を持っていないと、世論に左右されて、
ブレまくりの政治しか出来ない。

明石市の泉市長の強さは哲学を勉強していたからだろう。
過ちを過ちだったと認める強さがある。
わしも過ちを認めないと、自分をアップデートできないから
完全に納得した場合は要求されなくても作品上で謝罪
するようにしている。

亀井静香が「政治家は思想家であるべき」と言っていたが、
それは正しい。
だが、現実には思想家たる政治家はいない。
亀井静香は尊皇心が薄いから、果たして思想家だったか
と言えば怪しいが。

思想家となり得る政治家は、本当によく本を読んでいる
石破茂しかいないと思う。
今後は石破茂を総理にするために、どうすればいいの
かを考えるしかない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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