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高森明勅
2021.3.23 06:00皇室

今年の皇居勤労奉仕は?

平成30年から皇居勤労奉仕を始めた稽古照今
(けいこしょうこん、古〔いにしえ〕を稽〔かんが〕えて、
今に照すーという意味)奉仕団。

昨年は、新型コロナ禍の影響で宮内庁が勤労奉仕の受け入れを
暫(しばら)く見合せたので、勝手に皇居周辺を清掃する
“気まま奉仕”を実施した。

その時の団長(3代目、Iさん、女性)から連絡があり、
今年も宮内庁に正式な勤労奉仕を申し込むので、私の日程上の都合を
尋ねてくれた。

しかし、私なんかより、20代・30代のメンバーが4日間、
予め仕事の休みを確保する方が難しいのではないか
(これまでのケースでは、ご奉仕が夕方に終わった後、仕事に就く団員もいた)。
名簿を提出しても、新型コロナ禍の推移次第という側面が強い。
うまく行けば、みんなで秋頃、本来のご奉仕ができる。
果たしてどうなるか。

【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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