小池都知事が要請からさらに強力な「命令」の手続を進めると議会で答弁したそうです。
個人的には、「要請」で止めておいた方が法的に争いにくので、命令までは出さないと踏んでましたが、もはや小池都知事は自身の権力顕示欲に支配されて、そんなこと関係なく命令まで出しそうですね。
特措法は、様々な建付けの面でいくつか欠陥があります。だから、このまま命令までいけば勝負になると思います。うん、このへんで止めておこう。
14日のオドレら関西は参加者も多く、やはりこの問題へのフラストレーションと、何とかできないのかという想いが人々の中でも高まっていることを痛感します。医学や感染症はもちろん、法的な論点だけでも多岐にわたりますし、経済的な論点もたくさんあります。要は、我々が法学や経済学も含めて「科学」的でいようとするのかが問われていると思います。そして、実は立憲主義や法の支配も、科学的でいることが大前提なのです。既存のデータを疑う、政治権力の決定を事実と証拠を基に分析する。このような科学的態度は、立憲主義や法の支配の前提です。にもかかわらず、「不安」「恐怖」「不公平感」「保身」「権力欲」…といったものに市民や権力はおろか、専門家すら支配されている…日曜はきっと科学的な議論が繰り広げられることでしょう!
コロナ問題で、今こそ自由を希求すべきときにむしろ自由を放棄する、露呈したハリボテ・リベラル
そして、森首相問題では「正義は我にあり」を一点も疑わずに、それ以外の価値観はあらゆる手段で排除しようとする「全体主義リベラル」が猛威を振るいました。これじゃあカルメンも椿姫も上演できなくなるぞ。
左翼、護憲、ラディカルフェミニズムはいても、リベラリズムは日本には存在しないことがどんどん明らかになっていきます。
まだまだ日本は『リベラルの敵はリベラルにあり』です。
関西の会場でもリベリベ販売し、サイン会もするので、是非、まだの方はお手にとってみてください。
追伸:サイン会等、スタッフの方にはいつもお手伝いいただき、ありがとうございます!