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小林よしのり
2021.2.26 10:39日々の出来事

ノーベル賞は最高の知性か?

玉川徹が「ノーベル賞学者は専門家ではないと言うが、
ノーベル賞は最高の知性だ」と言っていた。
驚くべき権威主義だな。

ノーベル賞は最高の知性ではありません!
単なる専門バカであり、総合知に著しく欠けた人です。

オタクみたいな人であり、人が手をつけていない小さな穴を、
一心不乱にほじくり返す人であり、だからこそ人類史に残る
発見をしてしまうのです。
それはそれで立派なことですが、自分の専門分野しか知ら
ないし、総合的な知性には欠けています。

そして専門家も分野別だから、感染症の専門家や、
医師や、免疫学や、ウイルス学者といえども、総合知には
欠けています。

権威主義の人は、マスコミが権威とまで思っている馬鹿が
いますから、マスコミに出る自称専門家を信用しています。
まことに愚かなことです。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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