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トッキー
2021.2.21 11:49政治

ジェンダーフリーのイデオロギー入試問題

電車のドアの脇の「額面広告」でよく見る、
「シカクいアタマをマルくする」という
フレーズの中学受験塾・日能研の広告は、
毎回実際に出題された中学受験の
問題を紹介しているのですが、
先日はこんなのが出てて、
びっくり仰天してしまいました。

「男らしい」「女らしい」って、
人間が歴史的に培ってきた
文化じゃないんですか?

それを、人間も魚並みに、
「男らしい」「女らしい」に
こだわらなくなってきて、
よかったとでも???

人間も、ようやく魚に
近づいてきたなあって!?

ちなみに、日能研ホームページに
出ていた「模範解答」は、こんなの。

小学校のランドセルの色があげられると思います。私の母が子どものころは、女の子は赤色、男の子は黒色のものを持つことがとても多かったそうです。男の子には強い印象の黒色が好まれていたと聞きました。今は男女にかかわらず、好きな色を選んでいます。私は性別にかかわらず好きな色を選べる方が自分の個性を出せるのでよいと考えます。

これに日能研は、
こんな解説をしています。

まず、「人間の社会」で「『男らしい』『女らしい』と区別しなくなってきてい(る)」例を挙げることが求められています。「~区別しなくなってきてい(る)」というように、現在進行中の「変化」が問われているので、過去は「男らしい」「女らしい」と区別されていたけれど、現在は区別されなくなりつつあるものに着目することが必要です。そのうえで、「男らしい」「女らしい」と区別しなくなっていることに対する自分の意見を、そう考える根拠とともに述べます。根拠としては、自分の意見の理由や具体例を挙げることができるでしょう。

で、日能研はこの問題を
広告に選んだ理由を、
こう説明しています。

SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」に象徴されるように、「男らしさ」や「女らしさ」といったジェンダー(社会的、心理的性別)に基づく、不当な扱いをなくそうとする動きが、世界で活発になっています。それゆえ、ジェンダーに敏感であることは、これからの時代を生きる子ども達にとって不可欠です。この問題は、こうしたジェンダーへの意識を子ども達の中に高めることにつながる問いだと言えるでしょう。

これ、教育じゃなくて、
イデオロギー洗脳でしょう!?

「田園調布学園」ってのが
『おぼっちゃまくん』の世界じゃなくて
現実にある(ただし小学校はないらしい)
というのは知りませんでしたが、
それはともかく、少なくとも、
この世から「男らしい」「女らしい」
という感覚はこの世から
なくしていかなければ
ならない、
男女は全く均質で同じものなのだ
と思っている子供しか、

田園調布学園の入試には
通らないようです。

なんだか、恐ろしいわ~。

 

 

 

トッキー

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