『よしりん辻説法』の画稿を渡して、担当N君とりか坊と
3人でランチしながら仕事の話、仕事から派生する雑談
をするうちに、りか坊が「月16P描いてくれたら来年、
本が出せるのでは?」と持ち掛けてきた。
わしの仕事量から計算して依頼して来る編集者という
のは初めてで、実は以前から描く予定の話があったの
だが、コロナが完全に終わらないと難しいテーマだった。
だが、りか坊の考えはコロナ禍でもコロナ直後でも通用
する作品を考えているので、このようなテーマが・・・と
言ってきた。
するとわしもあるテーマが閃いてしまい、構想を考える
意欲が湧いてきた。
発売直後まで、仮にその本については「ファクターZ」と
呼ぶことにしよう。
やっぱり思ったのだが、リモートワークでは、このような
展開は生まれない。
雑談の中でふと思いつくアイデアがあり、その場で
テーマを深めて確信を得ていくという流れは、人と人が
会って話しているから生まれたもので、リモートワーク
ではこのような瓢箪から駒みたいな創作にはならない
だろう。
年内に描きためなければならないから、月一本の連載
が増えたようなものだ。
やれるだろうか? やらねばならない!