帰省中は犬の毛のアレルギーで絶不調だったけど、
東京にもどって仕事をはじめたら、かなり落ち着いてきて
普通に息ができるようになった。鼻づまりと頭痛も改善した。
昨夜は、息を吸うことが難しくなって、空気清浄機の
風の吹き出し口に頭をくっつけて寝ていた。
実家近辺も、東京と同じく、つぶれた店がいっぱいだった。
帰省時に毎年、抹茶ラテを飲みに行っていた喫茶店も
コロナで客足が遠のいたそうで、つぶれていた。
母が、コロナが収まったら、名古屋のブルーノートへ
連れて行ってほしい、ジャズライブというものに一度は
行ってみたいと言うので、二つ返事でうなずきながら、
手元のスマホで検索したのだが、すでに廃業していた。
ライブができなくなり、その後も集客が見込めなくなった
とのことだ。
いま身近に体感しているのは「コロナウイルスの脅威」ではなく、
コロナ対策によって廃業させられた店の存在、
そこで働いていたはずの人々が職場を失ったという事実、
「収入が減った」「ボーナスが減った」という声ばかりだ。
10時までの時短営業でもすでに甚大な損害が出ているのに、
まだ飲食店に責任をなすりつけて、8時前倒しで締め付け
ようなんて、国としてあり得ない。
「背に腹は代えられない」「もう持たない」と営業を続行しても
「飲食店は危険」というイメージばかりが強力に植え付けられて、
お客が寄り付かなくなってしまう。
一体なにを考えているのか?
病院が、院内感染の懸念や、経営上の問題で、
コロナ患者の受け入れを拒否しているのならば、
財政面の支援はもとより、2類から5類に格下げをして、
受け入れ可能な体制に切り替えるべきだ。
何万人もの陽性者のいる感染症を、いちいち指定感染症の
規定にのっとって運用させ続けていることも常識外れだ。
「世界一の病床数を誇る日本が、ベッドがあるのにそれを
いかせずにいる」
ここを解決せずに、ひたすら国民のせい、飲食店のせいに
しつづけることを「対策」などと豪語する人間が、
政治家であっていいわけがない!
小林よしのり・泉美木蘭著
『新型コロナ―専門家を問い質す』
第一章 日本は「死の恐怖」に狂った
新型コロナは最初からインフルエンザ以下だった
恐怖を煽る報道で「普通」がわからなくなった
マスクもフェイスシールドもムダなんじゃない?
サイトカインストームも後遺症も新型コロナ特有ではない
薬とワクチンに期待するテレビ脳はキケン
志村けんの死と、新型コロナにかかった有名人のこと
延命治療と突然流行り始めた敬老心
手術キャンセル140万件、本当の医療崩壊
高齢者を死に追いやる肺炎の原因第1位は「肺炎球菌」
第2波なんか来ていなかった
スペイン風邪・第2波の謎とウイルスの弱毒化
第二章 命より経済の方が重い
占い師と化した専門家の「2週間予言」
国民生活を破壊した専門家を徹底批判せよ
畜群でいいのか? 自虐思考の日本人
数理計算オタクと庶民の常識
水際対策に出遅れたら集団免疫策しか残らない
テレビ局におもねり、差別を煽動する専門家
ねじ曲げられたスウェーデンとブラジルの真実
「高齢者を死なせてはいけない」という偽善
「人の命が地球より重い」はずがない
第三章 グローバリズム脳から脱却せよ
医療体制は国によって違う
日本は世界一のCTスキャン大国
日本人は外国人みたいにハグしない
日本は世界で一番清潔な国
日本は土葬しないし、ゾンビもいない
国や地域によって人体も遺伝子も違う
「あなたは、どの専門家を信じますか?」
ニューヨークの「自己隔離」と人権侵害に抵抗しない日本人
憲法より、真実より、イデオロギーが好きな日本人
「人権」を無視するリベラルの不思議
グローバリズムを脱却し、「自由」を希求せよ