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小林よしのり
2021.1.2 07:09日々の出来事

周庭さんと自由の価値

香港の周庭さんが重大事件の囚人が収容される
刑務所に移送されたという。
拘置施設では寒さのため服を7枚重ねで来ていた
らしい。

「自由」のために戦うのは過酷だ。
そう簡単に自由を手放すわけにはいかない、
権力に自由の制限を委ねることには、最大限に
警戒しておかねばならないと考えるのが「リベラル」
だと思っていた。

日本では「インフルエンザ以下」に過ぎない新コロで、
いとも簡単に「強権発動」「緊急事態宣言」を権力に
求める大バカが「リベラル」だと知った。

周庭さんに同情するふりをしている「似非リベラル」も、
「自由とは何か?」という肝心なことを考えたことがない。
いろんな重要なことが炙り出されたコロナ禍である。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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