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小林よしのり
2020.12.28 10:08日々の出来事

ロックダウンしても効果がない

玉川徹が「イギリスはロックダウンしても効果がない、
打つ手がなくなっている」と言った。
その通りだ。
ロックダウンしても、どんどん感染は拡がるのだ。
ウィルスは国内に入れたらもう人間がコントロールする
ことはできない。

ドイツはPCR検査を徹底的にやっていて、コロナ対策
の優等生だと言われていた。
それでも感染が拡大したので、ロックダウンもした。
だが全然効き目がない。

アメリカでもPCR検査数は膨大で、日本の比ではない。
だが感染者数はうなぎ上りで、死者数は日本の100倍
になっている。

結局、インドやブラジルやスウェーデンのように、
「自然免疫+抗体=集団免疫」でしか、感染は収まらない。
いかに経済的な打撃を防ぐかしかないのだ。

日本人は自然免疫が強いので、コロナ対策でも経済でも、
本当は世界一の勝者になれる国だった。
だが、玉川徹らが「経済より命が大事」という狂った考えで
全体主義を作ったために、コロナでも敗北、経済でも敗北
という無残な結果に向かって邁進している。

やっぱり「臆病」は国家を滅ぼすとつくづく思った。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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