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小林よしのり
2020.12.24 12:17日々の出来事

人類の未来を決める権利はウイルスにしかない

『コロナ論2』の、ちぇぶさんの感想は「家庭の医学」
を超えていて見事です。
「人類の未来を決める権利はウイルスにしかなくて、
科学は人類の破滅の危機を含んでいる」というのは
名言です。

わしが描いた進化した人間の姿を、奇形と勘違いした
者がいるかもしれないが、例えば原発の放射能による
奇形は遺伝子を損傷させて現れるもので、人類の危機
を含んでいる。

だが、ウイルスによる進化は、水平方向の遺伝子の
移動が、垂直方向の遺伝子の配列に組み込まれて
生物の進化を促進させるもので、これは自然の摂理
だから、今の人類にはそれを阻止する権利はない。

宿主を大量に殺さぬウイルスは受容するしかない。
例え少数の犠牲者が出ても。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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