ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2020.12.19 07:37日々の出来事

スウェーデン国王の発言を意図的に曲解する馬鹿

泉美木蘭さんが昨日のブログで見事に書いてくれたが、
スウェーデン国王の発言の「意図的誤解」報道の件、
まだまだ拡がるだろう。
マスコミを監視して、虚報を流したら、いちいち指摘する
しかないだろう。
もちろん『ゴー宣』でも描くしかない。

スウェーデンの集団免疫策(政府はそれが目的ではない
としている)に対する「反発」「妬み」はずっと続いている。

ロックダウンして、多大な犠牲を払った欧米諸国は、
自分たちの失敗を認めたくない。
日本も同類で、憲法で保障された「移動の自由」を侵して、
未曽有の経済的打撃を受けたのに、これが根本的な失敗
だったと指摘する小林よしのりの『コロナ論』を認められ
ない。
日本の敗戦を信じなかった「ブラジル勝ち組」と一緒だ。

スウェーデンが成功だったとなると、「自由」を放り出して
恐れおののいた自分たちがあまりに惨めになるから、
スウェーデンが失敗であって欲しいと願うのだろう。

そもそも、世界中が「集団免疫」を無謀であり、よっぽどの
恐怖だと思ってるらしいが、インフルエンザは毎年
「集団免疫」で収まってるじゃないか。アホか!
インフルはワクチンや治療薬で終息してるのではない。
「集団免疫」で終息してるのだ。

マスコミだろうと、専門家だろうと、政府の分科会だろうと、
『コロナ論』シリーズを読んでみなさい。
わしに取材に来なさい。親切に教えてあげるよ。

しかし、マスコミも「立憲君主国」の君主が政府の政策を
真っ向から否定できないということを知らないらしい。
無知をさらけ出して、デマばっかり流布させて、馬鹿の
極みだな。

今夜8時から「オドレら正気か?」生放送で、もっと詳しく
話してあげるよ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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