「勝負の3週間」とやらがもうすぐ終わるそうで、
この勝負は「敗北」だなんて言ってますが、
そもそも、いつウイルスと「勝負」なんか
しなきゃならんことになったんですか?
そもそもウイルスって、
戦わなければならない敵なんですか?
戦って勝てる相手なんですか?
「Withコロナ」とか
「ウイルスとの共生」とか言ってたのは、
どこ行ったんですか?
玉川徹は今朝の
「羽鳥慎一モーニングショー」でも、
「ウイルスは一度根絶させなければならない」
と強調していました。
1%=100万人のテレビの10%超えの番組で
毎日毎日「ウイルス根絶」を唱えている
この男こそが、「共生論」を封じ込めて
「勝負論」を主導した人間です。
それは、支那事変(日中戦争)が
泥沼化していった過程によく似ています。
万里の長城を越えてしまったら最後、
広大な支那大陸を制圧するのは不可能で、
一戦一戦の戦闘では勝利したように見えても、
支那軍はまた必ずどこかに現れて、
いつまで経っても戦争は終わりませんでした。
これ、ウイルスとの戦いに似てませんか?
だからこそ、近衛内閣は
支那との戦いは止めて和平を結ぼう
と工作していたのですが、
軍やマスコミがそれを弱腰と非難し、
支那軍を徹底的に叩き潰せと主張し、
政府はこれに抗えなくなって
和平を放棄し、全面戦争に舵を切ったのです。
なんか、ものすごく
何かに似てませんか?
玉川は、今の政府を批判して
「旧日本軍の失敗を繰り返している」と
よく言いますが、玉川こそが
「主戦論」を唱えて「和平論」を潰し、
結果として日本を滅亡に追い込んだ
旧日本軍の軍人そのものなのです!
(本当はこういう例えは好きではないですが)
さらに玉川は今朝の放送でも
「隔離」を「保護」と言い換え、岡田晴恵も
それに倣うようになっていましたが、
これはもちろん、「撤退」を「転進」に、
「全滅」を「玉砕」に言い換えた
大本営と全く同じです。
ウイルスは戦争する相手ではありません。
和平を結ぶべき相手です。
勝負する相手ではないのです。
共生する相手なのです!
頭の悪すぎる玉川徹には
死んでも理解できないでしょうが、
本を読める人であれば、そのことは
『コロナ論2』の描き下ろし最終章
「ウイルスは人間中心主義を否定する」
を読めば、はっきりわかります!
『ゴーマニズム宣言SPECIAL
コロナ論2』
明日発売!
一部書店ではもう発売中!!
第1章 日本人の民度が高いはずない
第2章 アビガン、隔離、マスク
コロナ治療薬として承認されるアビガン
第3章 インフォデミックを見破れ!
第4章 感染者と陽性者は違う
コロナを懐疑的に見始めた専門家たち
第5章 コロナ差別は恐怖から生まれる
【外伝】テレビが恐怖の叩き売り
第6章 サイエンスとは何か?
感染症「2類相当」除外を巡る議論
第7章 専門家を妄信しない理由
闘論席 コロナは慈愛に満ちたウイルス
【特別インタビュー】京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授
宮沢孝幸氏
大局的に見通せる本当の専門家がいない
コロナ禍は「疫病」ではなく「人災」だ!
第8章 ニューノーマルはアブノーマル
第9章 ピーチ航空と全体主義
闘論席 航空機搭乗拒否騒動が投げかけた波紋
第10章 予言乱発大洪水
死因はウィルスか、持病か、それとも……? 泉美木蘭氏
PCRサイクル数は40と回しすぎの秋。
検査拡充・隔離を続けますか問題 泉美木蘭氏
第11章 集団免疫策の見直し
第12章 言論の自由なきユーチューブ
第13章 実験ではマスクの効果は限定的
「抑圧政策」に固執し続けるWHO
【特別対談】在宅緩和ケア専門医・緩和ケア 萬田診療所院長
萬田緑平氏×小林よしのり
コロナで炙り出された日本人の死生観
第14章 神の与え賜うし呼吸
最終章 ウイルスは人間中心主義を否定する