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泉美木蘭
2020.12.12 15:31

コロナ死者の基礎疾患を詳しく見てみた。

コロナ死者の概要は、遺族の意向もあって年代と性別と
死亡確認日以外はほとんど公表されておらず、
それさえ非公表になっていることが多いのですが、
全国の自治体の死亡報告資料を調べていくと、
愛知県は基礎疾患の内容も、可能な場合は公表されていました。

そこから「え?」と思ったものを抜粋してみます。

年代:70 歳代
基礎疾患:呼吸器疾患 及び 悪性腫瘍( 肺がん )

年代:80 歳代
基礎疾患:糖尿病、腎疾患、肝疾患 及び 高血圧

年代:80 歳代
基礎疾患:糖尿病

年代:80 歳代
基礎疾患:脳梗塞後遺症、廃用症候群、腎がん

年代:70 歳代
基礎疾患:腎疾患

年代:70歳代
基礎疾患:糖尿病、肝硬変、膠原病

年代:80歳代
基礎疾患:御遺族の意向により非公表
11月16日 死亡確認(脳出血)

もともと呼吸器疾患に肺がんを患っていた70歳代、
糖尿病に腎疾患、肝疾患、高血圧を併発していた80歳代、
脳梗塞の後遺症でおそらく体が不自由になっており、
長期にわたる寝たきり生活によって体の機能が極端に
落ちた廃用症候群の上に、腎がんを患っていた80歳代、
コロナ陽性だけど、死因は脳出血だった80歳代・・・

こういった死者は、普通は、

「おばあちゃん、最期は長い療養生活だったね、
あれだけ病気が重なって、ずっと寝たきりだったものね」

「おじいちゃんはもう寿命だったんだよね、でも80代まで
長生きしたんだからね」

というふうに病室や通夜の席で家族に囲まれて
見送られていたはずだと思います。

そして、冬場に死者が増えるということは、
こちらのブログで書いたとおり、自然なことです。

マスコミの
「新型コロナという恐ろしいウイルスの猛毒によって

突然死に至った犠牲者」
という恐怖洗脳にだまされて、
年末年始の家族との再会や、正月行事を自ら破壊しては
いけません!

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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