昨日のゴー宣道場、自分の脳みそが いっぱい汗をかいたような感じで、楽しかった。 ゲストの宇野常寛氏は辛口トークを炸裂させ、非常に刺激的。 倉持氏の基調講演と共に、大きなカンフル剤になったと思う。 印象的だったのは、宇野氏が発言された 「人はなぜリベラルに結集したがるのか」という問題提起。 これは、人はなぜ保守に結集したがるのか、を考えることにも つながると思う。 一つは、倉持氏が『リベリベ』で書いているように 他者に承認されたい弱い人間がセラピー的なものに 集まっていることだろう。 「~からの自由」というのも、論点として挙がった。 結局は「個」とは何なのか、思想するとはどういうことなのか、 ここに行きつく。 ではその方法論とは何なのか。 小学校の先生の質問が、非常に示唆に富んでいた。 人はもがき苦しむ葛藤の中で常に試され続ける、 そういう存在なのかもしれない。 倉持氏のレジュメ、勉強になりました。 チャーチルのリベラルと保守の言葉、あれ好きです。 ちなみに民主主義について述べた言葉も好きです。 「民主主義は最悪の政治形態らしい。ただし これまでに試されたすべての形態を別にすればの話だが」 悲観的に聞こえるかもしれないけれど、 世の中に絶対完璧な素晴らしい制度や仕組みなど あり得るのか?という懐疑的かつ冷静な視点を いつも私に提供してくれています。 しかし、昨日はうっかりが多かったな。 集合時間がわからなくなって1時間も早く来て 設営隊の皆さんにご迷惑はかけるわ、 ダイエット中だって話をしているそばから 宇野さんに大福をすすめるわ、 忘年会で高森先生の挨拶されている最中に 飲み物はこぼすわ・・・。 おしゃべりに夢中で、まんぷく道場の写真を 撮るのも忘れてしまっていた。 かろうじて、この2枚・・・。 今回、道場が始まるときに会場を見渡してみて、 これだけの人が、この時期に、思想しようと集まっていること 自体に、私は大きな感動を覚えました。 ビューイングの中継も、もはや全く心配なく ぶっつけ本番でやっていますが、音声も画像もじつにスムーズ。 中継先の皆さんも、アピールがすごく上手になっている!!! 忘年会では、道場の内輪話や健康話や古文書の話など多岐にわたり、 とっても楽しかった。 仕切りのSさん、声も通るし、席替えのタイミングはいいし、 なんか・・・すごいな。
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