ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2020.12.7 13:55ゴー宣道場

今年最後のゴー宣道場、お疲れ様でした。

昨日のゴー宣道場、自分の脳みそが
いっぱい汗をかいたような感じで、楽しかった。
ゲストの宇野常寛氏は辛口トークを炸裂させ、非常に刺激的。
倉持氏の基調講演と共に、大きなカンフル剤になったと思う。
印象的だったのは、宇野氏が発言された
「人はなぜリベラルに結集したがるのか」という問題提起。
これは、人はなぜ保守に結集したがるのか、を考えることにも
つながると思う。
一つは、倉持氏が『リベリベ』で書いているように
他者に承認されたい弱い人間がセラピー的なものに
集まっていることだろう。
「~からの自由」というのも、論点として挙がった。
結局は「個」とは何なのか、思想するとはどういうことなのか、
ここに行きつく。
ではその方法論とは何なのか。
小学校の先生の質問が、非常に示唆に富んでいた。
人はもがき苦しむ葛藤の中で常に試され続ける、
そういう存在なのかもしれない。

倉持氏のレジュメ、勉強になりました。
チャーチルのリベラルと保守の言葉、あれ好きです。
ちなみに民主主義について述べた言葉も好きです。
「民主主義は最悪の政治形態らしい。ただし
これまでに試されたすべての形態を別にすればの話だが」
悲観的に聞こえるかもしれないけれど、
世の中に絶対完璧な素晴らしい制度や仕組みなど
あり得るのか?という懐疑的かつ冷静な視点を
いつも私に提供してくれています。

しかし、昨日はうっかりが多かったな。
集合時間がわからなくなって1時間も早く来て
設営隊の皆さんにご迷惑はかけるわ、
ダイエット中だって話をしているそばから
宇野さんに大福をすすめるわ、
忘年会で高森先生の挨拶されている最中に
飲み物はこぼすわ・・・。
おしゃべりに夢中で、まんぷく道場の写真を
撮るのも忘れてしまっていた。
かろうじて、この2枚・・・。











今回、道場が始まるときに会場を見渡してみて、
これだけの人が、この時期に、思想しようと集まっていること
自体に、私は大きな感動を覚えました。
ビューイングの中継も、もはや全く心配なく
ぶっつけ本番でやっていますが、音声も画像もじつにスムーズ。
中継先の皆さんも、アピールがすごく上手になっている!!!
忘年会では、道場の内輪話や健康話や古文書の話など多岐にわたり、
とっても楽しかった。
仕切りのSさん、声も通るし、席替えのタイミングはいいし、
なんか・・・すごいな。
笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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