11月8日、名古屋でゴー宣道場が開催された。
第1部は「愛子天皇の可能性」、第2部は「嵐を呼ぶ質疑応答」という、
道場としては初めてての“二本立て”企画に挑んだ。第2部には、199(!)もの質問が事前に寄せられた。
私としては時間が足りるのか、それが一番心配だった。
二兎追う者は一兎をも得ず、になりかねない。
どちらも尻切れトンボ、中途半端な生煮えで終わったら最悪だな、随分、
無謀な企画を考えたものだと、内心ではとても案じていた。しかし、案ずるより産むが易し、と言うが、実際に開催してみると、
手前味噌ながら、なかなか楽しく充実した回になった、と思う。これは、第1部に山尾志桜里衆院議員をお招きし、
リアルな政治プロセスを視野に収めながら討議するという
“柱”を立てたことが、成功の最大の理由だろう。
いつもながら、漫画家の小林よしのり氏のプロデュースの才能は、
卓越したものがある。更に、第2部では、わざわざ会場にお越し戴いた皆さんの質問を
自由に受け付けながら、更に予め募集した質問の中から、
道場として盛り上がりそうなものを厳選して、
ゲストも含めて各パネリストに上手く割り振るという、
極めて困難と思える役割を、一手に担われたジャーナリストの
笹幸恵氏の手腕も素晴らしかった。終了後、控え室で読んだ参加者のアンケートの中に、
こんなことが書いてあった。
参加16回目の方。「いつにない面白さでした」と。
これは褒めてくれているのか。
これまでの15回は全部つまらなかった。
だけど、今回だけは面白かった、という意味か。
いやいや、そうではあるまい。
もしそうだったら、ご本人がとっくに参加を止めておられるはず。
なので、これまでもそれぞれに面白かった。
だけど、今回はそれらとは全く違った面白さがあった、
という意味に(無理やりでも)受け取っておきたい。名古屋道場は、私の個人的な事前の懸念を見事に覆し、
立派に成功(小林氏も正直に?「意外にも成功してしまった」
とブログに書いておられた)。
今回道場の準備、会場設営、運営全般にご尽力戴いた皆さんに、
心からお礼を申し上げる。
特に私は、とても貴重な(皆さんの皇室に寄せる敬愛の真心の結晶とも言うべき)
「愛子さま 百人一首」をプレゼントして戴き、感謝の気持ちで一杯だ。【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/
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