明日はいよいよ九州ゴー宣!私も飛び入り参加できることになり、施先生のお話を聞くのがとても楽しみです。
『リベラルの敵はリベラルにあり』もまた会場で販売しますし、サインもいたします!是非まだの方はこの機会にお買い求めくださいませ。
さて
本日、現代ビジネスオンラインに、『日本の「自称リベラル」たちはなぜ「上から目線」をやめられないのか』という記事を寄稿させていただきました。
近時「藁人形」とか、「バービー人形」とか、「戦前以来の転向」とか「憧れの転校生」などと好評の拙著『リベラルの敵はリベラルにあり』ですが、これをもとにざっと内容をおさらいできるような記事を書いてみました。
なぜ「口だけリベラル」の声は多くの国民に届かないのか。その病理は、日本社会の病理でもあります。
リベリベには収録しなかった、LAフィルのCEOとの象徴的なやりとりを引用、これがすべて
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その一つが、ロサンジェルス・フィルハーモニック(LAフィル)というオーケストラのCEOと話したときのことだ。LAフィルは2019-2020年のシーズンタイトルに「社会的正義とジェンダーの対等性」(Social Justice and Gender Parity)を掲げている。これについて、私はLAフィルのCEOに「トランプ大統領を意識したタイトルか?」と尋ねた。
すると彼はこう応じた。
「答えはノーだ。私たちは特定の人物に反対したり対立したりはしない。むしろ、より普遍的な価値にコミットしていることを表明するほうが尊いし、重要だ。そして、そのコミットの形を具体的に示す。結果として、これを否定する人には、(トランプ大統領への)批判に聞こえるかもしれないけどね」
対立する相手がいてそれを批判・否定することでアイデンティティを形成するのではなく、まず自分たちが何を大切にするのか、普遍的な価値やビジョンを措定し、その実現への具体的なプランを示すことが重要だというのだ。私はCEOの話に膝を打った。
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