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小林よしのり
2020.10.8 06:39日々の出来事

介護現場の悲惨な現状を見ろ

コロナ禍が全然終わりそうにない。
経済がどんどん落ち込んでいる。

若者が老人に感染させるから自粛しろと言われて
いたが、昨日の「クロ現」では、介護の現場で、
認知症の老人がマスクをしないし、感染対策に
神経使い過ぎで、介護する人数を減らして収入が減り、
とうとう介護施設の閉鎖に追い込まれるという現実を
報じていた。

そうなると肉親が老人の面倒を見なければならず、
仕事ができないという状態になる。

最近では、介護ヘルパーが老人にコロナを感染
させて死亡したから、子供がヘルパーを提訴したと
いうニュースもあった。
80過ぎなら寿命であって、インフルエンザでも死んだ
だろう。
こんなことをやっていたら、介護を職にしている者も
逃げ出して、老人は子供が面倒を見るしかなくなる。
親と子が共倒れだ。

それもこれもインフルエンザ以下の新コロごときを、
恐怖の殺人ウィルスだと大宣伝して、国民を洗脳して
しまったモーニングショーを始めとするテレビ報道が
原因だ。

介護現場は本来、インフルエンザ流行期にやっていた
対策で良かったはずだし、たまたま感染者が出たって、
それは日常のことで、罪に問われるようなことはなかった
はずだ。
介護施設にとっても、老人にとっても、肉親にとっても、
不幸を撒き散らしているのがコロナ脳に洗脳する
マスコミだと言っておく。

昨日のモーニングショーで、倉持仁という医者が、
コロナとインフルエンザを比較してはいけないと言って
いたが、同じ感染性のあるウィルスであり、比較する
のが「サイエンス」だ。
アメリカの感染症センターでは、新コロとインフルを
比較してはならないという論文を出しているが、
あの論文は日本には当てはまらない!
アメリカでは新コロの方がインフルより死者が多く出て
いるが、日本では逆で、新コロ死者は極端に少ない!

国民の持つ免疫や遺伝子が作用しているのだろうが、
日本人は新コロに強いという事実をなぜ直視できない
のか?
それがコロナ脳の恐ろしさである。
グローバリズム脳と合体して、日本人を主語に出来なく
なっている。
バカな奴らだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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