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小林よしのり
2020.9.30 07:52日々の出来事

都民ファーストはナチスドイツ的な奴ら

『コロナ論』を読んで、新コロがインフルエンザ以下の
毒性しかないということが分かっている者は状況を
楽観的に見てしまう。
結構、人出も増えて、みんな慣れてきたのでは?
なんてことを言う者もいる。

だが、コロナ脳の感染拡大はいまだに続いている。
「都民ファースト」が、陽性者が出歩いて他人にうつしたら
罰則を与えるなどという条例案を出すという。
もうPCRで陽性反応が出た者は、犯罪者あつかいだ。
これに反対する者より、賛成する者の方が多いという
のだから、やっぱりコロナ脳は治癒されていない。

全体主義の圧力はどんどん高まっている。
『コロナ論』を読んで、自分だけ納得しても、世間は違う。
海外で感染が拡大しているというニュースを見れば、
理性なんか吹っ飛んでしまって、恐怖で震え上がる者の
ほうが多いのだ。

政府は正月の初もうでの行列をどう制限するかとか、
あちこちに検温場所を設けるとか、対策を考えている
ようだ。
果たして指定感染症のランクを下げるという処置が
取れるのだろうか?
それすら危ういような気がしてきた。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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