視聴者にとっては本当にどーでもいいことですが、
テレビ朝日は、「モーニングショー」という
平凡で何の変哲もないタイトルに、一種の
「ブランド」みたいな思い入れがあるようです。
同局で最初に「モーニングショー」というタイトルの
番組が放送されたのはなんと56年前、昭和39年(1964)の
「木島則夫モーニングショー」で、これは
日本で初めて放送されたワイドショー番組であり、
その後、司会者が変わっても
「奈良和モーニングショー」「溝口泰男モーニングショー」
などとその名を冠して放送が続いていました。
ところがテレビ史上最大の不祥事ともいわれる
「アフタヌーンショー・やらせリンチ事件」で
テレ朝ワイドショーの信頼が失墜して視聴率が低迷。
それでも「日本初のワイドショー」の名に賭けてか
打ち切りにはならず、数年間立て直しを図ったものの、
別番組でまたヤラセが発覚したあおりでついに止めを刺され、
平成5年(1993)、29年の歴史に幕を閉じました。
ところが、テレ朝上層部には「日本初のワイドショー」の
由緒ある(と思っている)名前を復活させたい
という思いがずっとあったようです。
番組は「スーパーモーニング」にリニューアルされ、
さらに羽鳥慎一を司会に迎えて「モーニングバード」
となり、その視聴率が安定したところで、
満を持してというつもりだったのでしょう、
平成27年(2015)、22年半ぶりに
歴史ある(と思っている)題号を復活、
「羽鳥慎一モーニングショー」となったわけです。
でも、お気の毒!!
「モーニングショー」の名は、
「アフタヌーンショー」のヤラセ事件なんか
比べ物にならないほどの、
最大最悪の不祥事を起こした番組として
歴史に刻まれることになるのです!
デマ恐怖でコロナ・パニックを煽り立て、
日本の経済・文化・社会を破壊した
インフォデミックの震源地こそが
「羽鳥慎一モーニングショー」
なのですから!!
いまさらどれだけトンズラ決め込もうと、
この本が普及すれば、「モーニングショー」の名は
テレビ界永遠の汚名として、悪名として
残り続けることになるでしょう。
ゴーマニズム宣言SPECIALコロナ論
重版出来まであと2日!!
[目次]
メディアが報じない「不都合な真実」
日本における「新型コロナウイルス」と「季節性インフルエンザ」の感染者数と死者数
第1章 新型インフルエンザの顚末
第2章 日本ではコロナは恐くない
第3章 抑圧策から緩和策へ転じよ
【対談】元厚労省医系技官・医師木村盛世氏×小林よしのり
幸運にも「抑圧政策」を実行中にワクチンが開発されたとしても、
その間に社会や経済や文化がボロボロになってしまえば意味がない
第4章 データを無視する専門家
第5章 岡田晴恵・玉川徹は恐怖の伝道師
第6章 スウェーデンは成功している
第7草 5密会談
第8章 東京の抗体保有率O・I%
第9章 スウェーデンの死生観
闘論席(『週刊エコノミスト』2020年4月14日号/5月19日号/6月16日号)
第10章 お辞儀と清潔感の驚異
第11章 世界各国のコロナ対策事情
第12章 ウィルスとは進化の鍵だ
第13章 インカ帝国の滅亡
指数関数的に卜ンデモ大爆発の『モーニングショー』泉美木蘭氏
PCR真理教の妄言 時浦兼
【特別講義】 金塚彩乃氏
新型コロナウイルスとフランスの緊急事態法
~日本の「緊急事態宣言」とは何だったのか?
第14章 グローバリズムの失敗と権威主義
第15章 自由よりお上に従う日本人
第16章 経済の方が命より重い
「コロナ脳」との闘い
~小林よしのりブログ『あのな、教えたろか。』が辿った軌跡
緊急事態宣言下、全国の様子と読者の目
あとがき