『新ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論』が
発売されたのは今からちょうど20年前。
李登輝氏は77歳、よしりん先生は47歳でした。
読み返してみると、この20年、
日本は何をやっていたんだろう?と
思ってしまいます。
20年前の日本も相当ひどいもので、
政府の中国への媚びへつらいぶりなど
目も当てられないほどでしたが、
それは安倍政権でも本質的に変わってはいない、
というより、もっと進行しています。
習近平を国賓として訪日させようとしていたし、
20年前には閣僚が参拝できた靖国神社に、
安倍政権ではひとりも行けなくなって
しまったわけですから。
李登輝氏は、ずっと日本に期待し、
もどかしい思いをしていたはずです。
その期待についに応えられないままに
終わってしまったことに、
申し訳なくてたまらない思いがします。
そんな中で、台湾人アイデンティティーの
確立に寄与する本を書いて
李登輝氏の期待に応えた
数少ない日本人が、よしりん先生だった
のではないでしょうか?
昨日の生放送の話を聞いていて、
そんな気がしてきました。
そんな歴史的意味もある
不朽の書『台湾論』、
今こそ読まれるべき本です!
そして今からでも李登輝氏の
期待に応えうる日本人になりたいという
気持ちのある人は、ぜひ
『李登輝学校の教え』を
お読みください!