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小林よしのり
2020.8.1 09:34日々の出来事

辛坊治郎がテレビでは最も分かっている

さきほど「ウェークアップ!ぷらす」という番組を見たが、コロナ問題では
辛坊治郎が一番よく分かっている。
菅官房長官に、テレビではタブー化している問題の本質
を巧妙に斬り込んでいた。

「指定感染症」に入れてること自体が医療崩壊を招くと
いう最も重要なことを暗示し、回答を求めていた。
「テレビが煽る」という言葉も口にしたし、菅もそれを
分かっていることが察知できた。

今は政府も、マスコミとの戦い、小池都知事との戦い、
悪しきポピュリズムとの戦いだから、のらりくらりと経済に
軸足を移動するしかなくなっているのだろう。

経済をとことん軽視し、首を締め上げるのがマスコミで
あり、マスコミに洗脳された大衆と、今の政権は戦わね
ばならない。
「経済を回す」と政府が覚悟しているのなら、わしは
小池ら都道府県知事よりも、政府を応援する。
コロナ対策では、経済を回すと主張する者を支持する。

この最も重要な論点を、わしは『コロナ論』に描いている。
動画でしゃべってどうこうなるものではない。
まさに漫画で描いて、最も効果を発揮するのだから、
発売を待つしかない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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