妊婦に対して、全額補助のPCR検査がはじまるそうだが、
産科医の室月淳氏が、
「けっして希望してはいけません。
いまの状況で無症状の妊婦さんに万が一『陽性』がでても、
9割以上が非感染です。
それにもかかわらず、強制的に指定病院に入院隔離させられ、
帝王切開となります。
術後も赤ちゃんと2週間隔離、強制断乳となります」
との注意喚起を行っている。
そんなことになっているのかと、読んだだけで凍りついた。
「万が一『陽性』がでても、9割以上が非感染」というのは、
罹患頻度が0.1%にも達しない現在の状態で、
コロナPCRの感度70%、特異度99%で計算すると、
「陽性」の反応が出た人のうち、
本当にコロナに感染している人は10人に1人以下という計算が
成り立つため。
また、「強制的に指定病院に入院隔離、帝王切開」は、
日本産科婦人科学会など3学会が呼びかけているらしい。
分娩時間を短くするためだそうだ。
強制的にお腹にメスを入れられるなんて、
あまりに恐ろしすぎる。
しかも、産んだ赤ちゃんと2週間も引き離され、
強制断乳とは。
出産初期の母乳には、超高濃度の免疫物質が含まれていて、
無菌状態の子宮から出てきた赤ちゃんは、
母乳を通してこの免疫物質を受け取ることができるから、
生後数か月を感染症から守られる、これは妊婦、産婦の常識だ。
実際に、母乳育ちの乳児は、インフルエンザや肺炎などの
感染症にかかる確率が低いというデータもあるという。
無症状陽性、しかも擬陽性の可能性も高い状態で、
その大事な人生最初の免疫物質を与えさせないとは、
一体どういう医学的知見なのでしょう。
しかも断乳って大変ですよ。
赤ちゃんが吸わなくたって母乳はどんどん作られてゆき、
乳が張って熱を帯び、痛みも出るし、母親はそれを
自分で絞って、むなしく捨てなければならなくなります。
赤ちゃんの健康に関わる大事な母乳をです。
恐ろしすぎます。
妊婦さんは、不安を煽られてPCR検査を希望してはいけません。