昨日、朝日新聞の論座に『新型コロナ危機と底が抜けた「無法国家」ニッポンの病理』
を久々に寄稿しました。
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020062500005.html
その矢先に、名古屋地裁での生活保護の引き下げについての不当性を提訴した原告の請求を棄却する判決が出されました。
この判決も、決め手の一つが「国民感情」。もちろん財政的限界等がありますので、引き下げがやむを得ない場合もあるでしょうが、国民感情を持ちだしたら理論を感情が吹き飛ばすことになるよね。裁判所って、民主主義的な「大衆」的な決定から個人の権利をロジックで守るところでなくてはならないはずです。
もちろん、もう少し精緻に判例読み込まないとですが、裁判官も劣化しているのではないかと危惧するところです。
そんな無法国家をコロナと”ともに”どう生きていくか。事後検証もままならない中で、7月12日のゴー宣道場は新しい視点を提供してくれるでしょう!是非、お申し込みを。