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泉美木蘭
2020.5.5 17:12

あるアメリカ人医師の記者会見より

アメリカの記事ですが、治療に当たった結果、
結局、思ったほど致死率は高くないし、
隔離なんてのは症状のある人にやることで、
無症状なのに引きこもる必要もないと
記者会見した医師の記事がありましたので、
一部を要約してご紹介します。
呼吸器感染症の治療に40年の経験を持ち、
実際にコロナの治療に当たった医師だそうです。
ご参考までに。

Open Up Society Now, Say Dr. Dan Erickson and Dr. Artin Massihi
https://www.aier.org/article/open-up-society-now-say-dr-dan-erickson-and-dr-artin-massihi/

はしかにかかった病人なら隔離するけど、
健康な人を隔離するなんて見たことないでしょ、
もっとすごい死者が出るかと思っていたけれども、
現実にはそうはならなかった。
(もくれん注:アメリカでさえこう言ってる…)

カリフォルニア州ではコロナで死ぬ確率は0.03%。
ニューヨーク州では0.1%。
これで避難する必要なんかあるの?
医療システムも仕事も停止する必要があるの?

アメリカでは毎年必ずインフルエンザで
37,000人から60,000人の死亡者が出ているけど、
誰もパンデミックの話なんかしないし、
避難場所もないし、
企業の閉鎖もしてないですよ。
毎年何千ものインフルエンザの検査をしているけど、
インフルエンザなんてどこにでもあるから、
全部を報告していない。

そりゃインフルエンザは、コロナと違ってワクチンが
ありますよね。

でも、インフルエンザワクチンを接種する人って、
一体どれぐらいいるの?

半分ぐらいの人は打ちたがらないと思いますよ。
インフルエンザは危険で、人を殺すのに。
つまり、「ワクチンがある、ワクチンがある」と言っても
それを
国民が素直に打つとは限らないってことですよ。

(もくれん注:アメリカは医療費高いけどね。
でも日本でもインフルエンザ
ワクチンの接種率を調べると、
定期接種化されている65歳の高齢者でも50%でした。

日本医事新報社:https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=13945

ノルウェーとスウェーデンを比較してくださいよ。
ノルウェーはロックダウンしているけど、
スウェーデンはしてない。

スウェーデンは、15,322のコロナ患者がいて、
みんな距離をちょっと保ちつつ、マスクして、学校にも行き、
お店も
開いている。
人口1040万人のうち死者数1765人。(4/25時点)

隣りのノルウェーはロックダウンして、
人口540万人のうち死者182人。

ノルウェー国民としての死亡確率は0.003%だから、
この数字はちょっと良い。

だけど、閉鎖、雇用喪失、石油会社の倒産、医師の解雇です。
これって必要だったことなんでしょうか?

それにコロナは、健康のひとつの側面でしかありませんよ。
社会的孤立に巻き込まれた結果、虐待、DV、アルコール依存症、
不安症、
うつ病、自殺が急増し、教育の質が落ち、経済は崩壊。
医療業界はスタッフがいなくなり苦境に立たされています。
これって1シーズンだけでなく、生涯に渡って影響を与えるんですよ。

・・・長いのでここまで・・・

4月28日、Dr. Dan Erickson と Dr. Artin Massihi の記者会見より。

 

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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