ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2020.4.12 10:31日々の出来事

ファーストラビット

わしが6月14日「ゴー宣道場」開催を言ったら、
門下生からの反響は「嬉しい」という者が多い。
だが、本当は怖いと思っている者もいるかもしれ
ないので、わしは同調圧力を高めない。
だから「覚悟して蛮勇をふるえる門下生だけが
手伝ってくれ」と大げさに書いている。

今の時点では、道場に行くと言ったら、家族が
反対するかもしれない。
だが、人の気持ちはあっという間に変わる。
5月になり、6月になるころには、マスコミの
洗脳が溶けるかもしれない。

もし5月になって緊急事態宣言が延長されたら、
それこそ
日本経済は深刻な打撃を受ける。
そのことに多くの人が気づくだろう。

そもそもテレビ番組が制作できない事態になって
いるから、番組がスカスカになっている。
過去のドラマの総集編とか、iPadで見られる映画
を続々やり始めたり、バラエティも人が集まる
場面を避けたりするから、手抜きばっかりだ。
そもそもニュース番組だって打ち合わせはやってる
はずだし、スタジオのスタッフは集まってるはずだ。
人が集まってはならないなんて守れるわけがない。

5月になれば国民が自分たちの異常さに気付くと、
わしは期待している。
今はわしが先頭を切ってやってるが、5月には
わしの意見が通るしかない状況がやってくる。
6月になればまた全然違う世論が湧きおこってくる
だろう。

AKB48の「ファーストラビット」の歌詞を読んで
みろ。
わしが最初のウサギだと分かるから。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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