うちの家族に、部屋にこもってずっとワイドショーを見ていた
おかげで、「地球の人類の半分が滅亡するのかもしれない…」
と真剣に言いだすヤバい状態になってる者がいて、
テレビ電話で2時間ほど話して、やっと健全な精神状態に
回復させたけど、この先、日本中に精神的な病いが増えそうだ。
認知症を発症したり、急激に進んだりする人も増えそう。
強権支配大歓迎って風潮みたいだけど、
人間には生きがいってものがあるとか、思わないのかなあ。
モーニングショーがいちいち飲み屋の常連客にマイクを向けて
「どういうつもりで外で飲んでいるのか」を聞いてたのも
本当に朝からすごく不愉快な気分になったけど、
緊急事態宣言で、同じような警察みたいな奴がテレビにも
ネットにもいっぱいで、もうイヤになるね。
3月に新型コロナ特措法の議論が浮上したときに、
京都で緊急事態宣言に危険性を察知した市民団体が、
「感染拡大を理由に自由を奪うな」
「憲法の根幹を成す基本的人権を揺るがす改正案で大問題」
と抗議デモを行っていたそうなのだけど、
今日の緊急事態宣言によって、その記事が浮上してきたらしく、
いっせいに
「この人たちが標榜する自由のせいで人が死ぬことになるかも
しれない。こんな人たちを、絶対に許容してはならない」
「一番有害なのは愚かな働き者。もはやテロリズム」
「あなたたちに病院のベッドは準備できない」
などなどバッシングが起きていた。
小林先生や笹さんのブログを読んで、戦争前夜ってまさに
こんな感じだったんだろうなと思った。
安倍首相が「かつての日常は、失われました」と言ってたけど、
日常が失われるとは、つまり、人々の正気が失われるということだな。
(正気だったことがあるのか、という問題もあるけど)
人間って本当にたちまちのうちにツルッと豹変してしまうものなのだ。
毎日毎日、「おどれら正気か?」ばっかりだよ。