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小林よしのり
2020.3.15 11:21日々の出来事

東京オリンピックは開催すべき

今日もまたテレビで新型コロナの不安を煽っている。
感染者の80%は軽症で、重症者の半分はすでに回復、
8割は他人に感染させていないという事実を聞けば、
みんな安心するかと思ったら、全然コロナ騒動は
沈静化しない。

関口宏の番組で、専門家がインフルエンザの感染者が
2000万人と言っていた。
わしは1000万人と思っていたが、その倍とは驚いた。
何にしても、コロナよりインフルエンザの方が怖い。

演劇やコンサートやその他の集会の自粛はしなくていい。
観客を半分にして、席を空けたり、エチケットとして
マスクを着用させ、消毒スプレーを置けば、安全に演劇
くらい開催できるはずだ。

東京オリンピックは開催すべきだろう。
この過剰報道によるコロナパニックで、ここまで経済
が悪化したら、もうオリンピックを開催しなければ、
経済的損失が大きすぎる。
外国からの観客が激減するから、観客席は空席がある
くらいがちょうどいい。

コロナは感染しても軽症で済む。
全然、症状が出ない人もいる。
他人に感染させる確率も低い。
これで何が怖いのか?多分みんなパニックを楽しんで
いるのだろう。非日常感を楽しんでいる。
だが、中小企業は倒産するし、失業者が増えるし、
フリーの者は収入がゼロになる。

何もいいことはないのだが、マスコミ関係者は収入が
安定しているから、視聴率欲しさに不安を煽る。
ネットも含めてマスコミってどうしようもないな。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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