山尾志桜里議員が「ジブチの自衛隊員が交通事故を
起こした時に、どこの法律で処罰するのか?」という
重要な質問を国会でしていた。
現状ではジブチの法律でも、日本の法律でも裁けない。
これに対して河野外相は「検討する必要がある」と
応じ、珍しく政府と野党の議論がかみ合う状態になった。
これが本来の「言論の府」の姿であり、政府を追及する
だけの糾弾会ではなく、山尾氏の「与党精神」が発揮
された「国家のため」「公」のためになる質問法である。
山尾氏の質問の先には「日米地位協定」の改定に繋がる
要素があり、ひいては9条論にまで繋がっていく可能性
がある。
山尾氏は国会質問で次々突破口を開いている。
皇統問題では男系固執終了の突破口を開き、皇統を保守!
検事長の定年延期問題では過去の議事録を検討して、
検察が政権の飼い犬になることを防ぎ、法治国家を保守!
ジブチの法の空白を指摘して、国家の安全保障と国家主権
を保守!
山尾志桜里こそが、真の「保守」政治家である!
今の自称保守・劣化保守どもには、アタマが悪すぎて
山尾志桜里の恐るべき能力がまったく分からないだろう。
山尾志桜里は、居丈高に政権を糾弾して、面白可笑しく
テレビ大衆向きの質問をする安い政治家ではない。
男の政治家にも出来ない、真に骨太の国家観で戦える
稀有な政治家である。
5月3日には名古屋の「ゴー宣道場」にゲストで参加
してくれる。井上達夫、伊勢崎賢治も参加してくれる。
当日は恐るべき大会になるだろう。