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泉美木蘭
2020.2.6 15:25

『パラサイト 半地下の家族』面白かった。

韓国映画『パラサイト 半地下の家族』面白かった。
飲食店に失敗して、莫大な借金だけを背負ってスラム暮らし
という典型的な韓国格差社会の底辺にいる一家と、

IT企業で大成功して高台の大豪邸に暮らし、コネを重視する
富裕層一家とが絡む話。
笑えるし、ヒヤヒヤするし、呆れるし、びっくりするし、
痛いし、怖いし、現実感あるし、高慢ちきなやつに反吐出るし、
貧困層の心の叫びや、心理がよく描かれてるし。

貧困層と富裕層との差を、美貌の格差で表現してるところも
リアルだったな。
美貌の金持ち一家よりも、貧困一家のほうがキャラがあって
面白くて親しみ持ってしまうというのが恐ろしいところだ。
でも日本でも「いるいる、こういう貧困家族」となったら困る。

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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