ゴーマニズム宣言掲載、
週刊SPA!2月11・18日号本日発売!
今週は第73章
『慰安婦、儒教の国の女』
最新刊『慰安婦』(幻冬舎)と連動した「韓国論」シリーズ!
歴史を語るときに、現在の価値観で判断してはいけない。
その時代にはその時代の価値観があり、
それは現在とは全く異なるということが
わかっていないと、歴史は決して理解できない。
ましてや異国の歴史となると、それは自国の感覚からは
想像もできないようなことが当たり前に起こっている
場合があるということを、十分に留意しておかなければならない。
つまり、戦時中の韓国の慰安婦問題を語るのに、
現在の価値観、それも欧米発の価値観である
「女性の人権侵害」などという観点を持ち込むのは
愚の骨頂としか言いようがないのです!!
当時の朝鮮には、李朝時代から続く儒教の価値観が
とてつもなく強く残っていました。
儒教は日本にも入って来ているけれども、
それとは比べ物にならない「儒教原理主義」の
国だったのです。
李朝時代の朝鮮での女性の地位はどのようなものだったのか?
そこには「女性の人権」は存在したのか?
それを第一級の歴史資料、イザベラ・バードの
『朝鮮紀行』から読み解きます!
その歴史の事実のすさまじさに、
吃驚仰天すること間違いなしです!!
そうして『慰安婦』を読めば、
より一層理解は深まることでしょう!