ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2019.12.28 07:09日々の出来事

政治参加は選挙だけじゃない

昨夜の倉持麟太郎氏とのニコ生放送「立憲主義とは
何か?」で、またひとつ思考が進化した感がある。
もう国家の運営を政治家に任せておけばいい時代では
なくなったということだ。
せいぜい投票という行為しか政治に参加する場面は
ないと思っていたが、まだまだ主権者意識が足らな
かった。

政治家はもはや堕落の極致にいる。
安倍晋三は「禅譲」で国民の代表を決めて裏から
操ろうと思っているし、枝野幸男は代表戦の規約も
作らず、党議拘束をかけて全体主義体制を作って
いるし、そういう非民主的な党内の異常さに反乱を
起こす「個」を持つ政治家もいないし、政治家という
ものは全然ダメだ。

国民は次の首相は石破茂がいいと思っていても、完全
無視になるし、国民が天皇は女性でも女系でもよい
と思っていてもガン無視されるし、根本的にこの国は
民主主義が通用しない。

それは我々国民が政治家に頼っているからだ。
選挙の時しか政治参加はできないと思い込んでいる
からだ。
「ゴー宣道場」はそこを打ち破らねばならない。
議論だけしてたって何も変わるわけじゃない。
やはり玄洋社を見習うしかない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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