皇室典範特例法の付帯決議にはこう書かれている。
「政府は、安定的な皇位継承を確保するための諸課題、
女性宮家の創設等について、皇族方の御年齢からしても
先延ばしすることはできない重要な課題であることに
鑑み、本法施行後速やかに、皇族方の御事情等を踏まえ、
全体として整合性が取れるよう検討を行い、その結果を
国会に報告すること」
「本法施行」とは、天皇陛下のご即位のことだ。
本来ならば、政府はこの付帯決議の約束にしたがって、
すでに検討を行っていなければならないはずだ!
安倍首相は今週「日本の尊厳と国益を護る会」からの提言を
受け取り、「女性天皇、女系天皇の違いについて国民に十分
な理解が進んでいない」と発言。
その様子は、首相官邸のホームページに掲載されている。
それなら政府は、その提言通りに進めることが
「安定的な皇位継承を確保するための諸課題」をクリアし、
整合性がとれるものなのかを検討したらどうだろう!?
「受け取りました~」とホームページでごそごそ報告する
のではなく、検討結果を、堂々と国会に報告しなければ
ならない。それが本筋だ!
「男系のみで続けていくのならば、整合性をとるために、
側室制度を復活させなければならない」と、国会で堂々と
報告していただきたい。
そのとき、一体国民はどんな反応をするだろう!?
それとも、まさか付帯決議の約束を、踏み倒す?
そんなことが許されて良いはずはない!
12月8日(日曜)、今年最後の「ゴー宣道場」は、
山尾志桜里議員をゲストに名古屋で開催される。
テーマは「正念場を迎える皇位の安定継承」だ。
もうこれ以上の先延ばしを許してはならない。
国民の良識、常識を「東海ゴー宣道場」で声にしよう。
参加応募締め切りは11月27日(水曜)!