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トッキー
2019.11.6 15:29小林よしのりライジング

野蛮化する人類の退歩と不和!? ライジング335配信!

1日遅れてすいません!
小林よしのりライジングVol.335
配信です!

今週号のタイトルは
「アメリカの文明の野蛮」

 

 

終わりなき「テロとの戦い」を続けるアメリカは、先月シリア北西部で武装過激派組織「イスラム国(IS)」の指導者・バグダディを襲撃、死亡させた。
トランプ大統領は得意げに「世界は安全になった」と演説した。

これは、来年の大統領選に向けて支持率アップを狙ったトランプの「選挙対策」とも言われている。
実は2011年5月、米軍がパキスタンでアルカイダの首領ウサマ・ビンラディンの隠れ家を急襲して殺害した時も、低迷していたオバマ大統領(当時)の支持率が急上昇し、再選に結びついた。
2003年12月、イラク戦争後逃亡していたサダム・フセイン元イラク大統領が隠れ家の地下穴で米軍に確保された際も、ジョージ・ブッシュ(子)大統領(当時)はこの一件で支持率を上げ、苦戦が予想されていた翌年の大統領選にで再選を果たしている。

イスラム国が野蛮であるのは確かだが、ではアメリカは野蛮ではないのか?
トランプはホワイトハウス地下の作戦指令室で、現地からの生中継を高みの見物し、「映画を見ているようだった」と語った。
これは、文明人の感覚と言えるのか!?

 

泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
「母と私と“女の子”の服」

今回は、ファッションの話。
自分が着る服じゃなくても、見どころがわかると一年中楽しめるのがファッションである。
もくれんさんが大学生時代から一貫してずっと一番好きで、ずっと見ているのは、日本人の女性デザイナー・川久保玲が起業し、社長兼デザイナーを50年以上つとめている「コムデギャルソン」の洋服だという。
子供の頃、母親が自分の着たくない服ばっかり買って来るのにうんざりしていたというもくれんさん。
好きな服を着る、というのもその人の主体性であり、自己表現である!

 


【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…先月27日、アメリカのトランプ大統領はホワイトハウスで「昨夜、アメリカは世界最悪のテロリストのリーダーに正義の鉄槌を下した」と演説し、米軍の軍事作戦によって武装過激派組織イスラム国(IS)の指導者、アブ・バクル・アル・バグダディが死亡したと発表した。2011年、米軍が9.11テロの首謀者とされるオサマ・ビンラディンを殺害した際のオバマら政権中枢と同じように、今回のトランプも中東から遠く離れた安全なホワイトハウスの作戦指令室で、現地からの生中継を全くの他人事のように見物していたのだ。これを「野蛮」と言わずして何と言う!?

※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…服を見るのがとても好きだ。いろんなデザイナーの新作を、写真でざっと眺めるだけでも面白い。歌や絵画と同じで、服もその時の世相や社会現象から得たインスピレーションが反映されている。子供のころは母から買い与えられた洋服を着るのがイヤで、着る服を巡って母と娘の攻防が度々繰り返された。なぜ母が買ってくる服が気に入らなかったのか?服を選び着ること…そこにもまた“主体性”の問題が潜んでいる!

※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!
「即位恩赦」って必要?
加害者の実名拡散などの“さらし”は正義の行為?
萩生田文科相の「身の丈」発言をどう思う?
杉下右京の相棒役、一番印象に残っているのは誰?
表に出ない絵コンテを緻密に描く理由は?
彼女が誰かに優しく接していると嫉妬してしまう…この嫉妬を止める方法はないものでしょうか!?
…等々、よしりんの回答や如何に!?

【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第347回
「アメリカの文明の野蛮」

2. しゃべらせてクリ!・第292回
「貧富対決?よしりん少女像VS金ピカ茶魔像ぶぁい!の巻【後編】」

3. 泉美木蘭の「トンデモ見聞録」・第144回
「母と私と“女の子”の服」

4. Q&Aコーナー

5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)

6. 編集後記

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