ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2019.10.30 10:11日々の出来事

今日が応募締め切りだ!

今日が応募締め切りだ。
11月10日(日曜)、福岡で開催する「九州ゴー宣道場」は、
「九州は男尊女卑か?」というテーマで開催する。
あえて九州を例に出したが、本来は日本の男尊女卑について
熟議する場だ。
同時にわしの「絵コンテ展」を開催し、ナマの絵コンテを
9名にプレゼントする。

男の血統が尊いので、天皇は男系男子しかなれない。
それは男尊女卑ではなく伝統であると、自称保守派は言う。
「伝統」という言葉には魔術性がある、人を思考停止に
おとしいれるマジックのような威力があると、ケネス・
ルオフ氏が言った。
国民の象徴が男系血統しかなれないのなら、もはや天皇は
国民の象徴とは言えない。
そもそも天皇には「氏」はないのだから、「男系の血脈」
とか「女系の血脈」を意識する方がおかしい。
側室なしでは男系血統は絶対続かない。
側室とセットの男系血統だったのだから、男系男子に限る
というのは、まちがいなく男尊女卑の「因習」である。

「伝統」と「因習」は違う。
「因習」は改めていかねば、「伝統」は維持できない。
これが伝統維持の大原則である。

「九州ゴー宣道場」では徹底的に「血統」の問題と、
「伝統」の問題を深掘りしてみたい。
今日が応募締め切りだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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