ゴー宣DOJO

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トッキー
2019.10.14 13:02メディア

受け取り側の自分たちが、どのように考え、行動するか、試されている

先週のゴー宣・よしりん辻説法の
感想ご紹介です!

 


 

遅くなりましたが、SPA!第61章・「なぜ掲載不可なのか?」の感想です。

うーん、結局、なぜ掲載不可になったのかわかりません。
あと、「ゴー宣」の、最初と最後のページの縦の欄外の台詞(?)は、SPA!の編集さんが考えていらっしゃるのでしょうか。もしそうでしたら、随分と、他人事のようなお言葉だとの印象を受けましたが・・。考えすぎでしょうか?

「WiLL」に掲載された小林先生の作品、本当に面白かったです。
繰り返しになりますが、何が問題であったのか、自分には理解ができません。

5pの2コマ目に、「最近は言葉や描写の『自主規制』が増え過ぎて、表現が窒息しそうな状態である」と、いう台詞がありますが、傍から見ている者ですらそう感じるのですから、表現者である小林先生は、もっとやり切れない思いをされているのだろうと推察します。

だからこそ、「あいちトリエンナーレ」の展示に、腸が煮えくり返るような思いをしながらも、「あなたの意見には反対だが、あなたが意見を表明する権利は、命がけで守る」と、いう言葉の意味を、自らの行動と覚悟で、示して下さっているのだと思います。

実は、受け取り側の自分たちが、どのように考え、行動するか、試されているのだと思います。

小林先生の、表現に対する覚悟を感じることが出来るのであれば、「抗議・恫喝・脅迫」などは、起きないのではないかと思いますが・・。

以前、「WiLL」の感想にも挙げましたが、「WiLL」掲載の作品が、今の世の中を図る、秀逸なスケールになると、自分は思っています。

 

FLASH・よしりん辻説法・三十四「泣き面に反日」

小声で、りか坊さんの質問に答えるよしりん先生、とても繊細だなと思いました(笑)。

2p目の、創作茶魔語に扮するよしりん先生を見て、とても驚きました!
めちゃくちゃ馴染んでいる・・!!思わず爆笑でした!!
あと、3pの最後のコマの台詞、「わし、ポジショントーク、しないから」は、さらっと言われていますが、このご姿勢、本当にすごいと思います。恐いぐらいです。

今回のテーマは、「赤ちゃんでもわかる日韓関係の基礎だ!」とのことですが、本当にわかりやすいと思いました。
りか坊さんとの対話形式が、そのまま説明の流れになっているので、より理解がしやすくなるのでしょうね。

それにしても、めちゃくちゃ複雑な日韓関係を、わずか8pにまとめているなんて、本当にすごいと思います。これ以上、明瞭かつ簡潔には、他に誰も説明出来ないだろうなと思います。

最後、結論を読者に委ねているのは、身が引き締まる思いがしました。
きちんと理解して、自分の言葉で説明できるようにならなければと思います。

最後になりましたが、小林先生、よしりん企画の皆様、描いて下さってありがとうございました!
次回作も、楽しみに楽しみにしています!!
(ハルさん)

 


 

SPA!、FLASHともに先週は合併号なので、今週も書店に並んでいます。
もちろん「WiLL」もまだ入手可能です。ぜひご覧ください!

たまたま見た今朝の「モーニングクロス」に出ていた倉持師範が言われた(出演するなら告知してくれればいいのに!)「多様性の罠と党派性の病」、そんな現代において特に大切なのが、ポジショントークをしない、どの立場の言論も守るというよしりん先生の姿勢だと改めて思いました。

トッキー

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