今朝の産経新聞の「正論」欄を見たら、村田晃嗣が
メチャクチャなことを書いている。
日韓基本条約のときは韓国が軍事政権下だから、不本意
な条約を押し付けられたと言う韓国人が多いそうだ。
そんなこと言ったら、日本は江戸幕府が結んだ不平等
条約を明治政府が破棄してよかったということになる。
国家の連続性を前提に条約を結んでいるのだから、
勝手に破棄するのは国際法違反である。
当たり前だろう。
さらにこの「正論」欄では、韓国の言い分は、「占領下
で米国に不本意な憲法を押し付けられたという日本の
一部の議論と似ている」などとほざいている。
本当にデタラメだな。
占領下で勝手に被占領国の憲法を作るのは、ハーグ条約
違反だろう。
国際法の観点から、日本は律義にそれを守り通し、
韓国は国際法を著しく無視するというだけのことだ。
議論を混乱させてはいけない。