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小林よしのり
2019.9.12 22:14日々の出来事

玉川徹の謝罪は、読んだ上での謝罪か?

羽鳥慎一モーニングショーの「そもそも総研」で、
玉川徹が「嫌韓本」と決めつけて映していた数冊の
本は、嫌韓本じゃなかったらしい。
「極めて不適切でした」と謝罪していた。

自分で読んで、そう判断したのだろうか?
まさか読まずに、抗議か何かがあって、テキトーに
謝罪したのじゃあるまいな?

著者が「許します」というまで、何度も何度も謝る
べきだろうな。
著者は「傷ついた。許さない。」「加害者と被害者の
立場は永久に変わらない」と言った方がいいぞ。
玉川は明らかに加害者であり、それを自分で認めた
のだ。
許してもらえるまで謝るはずだ。

しかし、この番組はもう韓国の情報は報道しない
ことになったらしい。
韓国批判しただけでも玉川が「嫌韓ヘイト一色」
決めつけるし、玉ねぎ男の報道をしただけでも、
日本人が「だから韓国はしょーもない」と思うから、
韓国の報道それ自体が嫌韓ヘイトだと主張している。

玉川の異常な「韓国無謬論」「日本悪玉論」は、
もはや「国民に韓国の政情を知らせるべからず」
いうところまで来てしまった。
左翼を超えて、もはや極左である。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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