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小林よしのり
2019.8.29 12:21日々の出来事

関西の冊子の「校閲」の問題

シュウの小冊子「KATTENA」の見本を「聞造会」で
見たとき、わしも笹さんも泉美さんも、「熟読」せずに、
全体の楽しさとサービス精神に驚いて評価した。
基本はアマチュアリズムの楽しさがあるかどうかだから、
そこは担保されている。

だが、ちぇぶの目はむしろ編集者の目であって、全国を
統括する立場から「熟読」して評価する。
すると、「令和2年」という記述が出てきていたりして、
確かにファクトチェック的には問題がありすぎる。

わしは連載作品の中で、常に編集者からの厳しいファクト
チェックを受けていて、しっかり修正をしている。
プロの仕事はそういうものだ。

ちぇぶが小冊子に赤字を入れているらしいが、めんど
クサいと思わずに、修正してくれ。
厳しく言えば、本来はこの「校閲」も含めて、シュウか、
あるいは誰か他の関西メンバーがやるべきなのだ。
つまり、ちぇぶの仕事が増えてしまっている。
これがマズいのだ。

人に迷惑をかけずに冊子を制作することができるのか
どうか?
そこを関西メンバーで考慮してくれないと、わしが
ちぇぶの愚痴をたっぷり聞かされることになる。
冊子は関西だけで「校閲」も含めて完成させるように
してくれんか?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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