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小林よしのり
2019.8.13 11:36日々の出来事

マツコデラックスはN党・権力者の言論弾圧に負けるな

N国代表がマツコデラックス生出演のTV局前で、
1時間マツコ批判演説を続けたという。
マツコがN国を批判したことに腹を立てて言論弾圧を
しているのだ。

これこそ、テレビで取り上げるべき問題だと思う。
なにしろ「国会議員」という権力者が「一国民」の
批判に対して、直接職場に押しかけて、圧力をかけて
いるのだ。

N国代表は数々の特権を持つ国会議員である。
もう権力者の側にいるのだ。
彼は国民が払う税金で働き、食う身分である。
主権者たる国民によって仕事をさせてもらえる身分
なのだ。

マツコデラックスはたくさん税金を払っているだろう
から、N国代表はマツコに食わせてもらっているのだ。
なぜマツコの言論を弾圧できる?

権力者が国民の言論を封じる、これを「言論弾圧」と
いう。
マツコは「言論弾圧」に負けてはいけない。
自由にN党を批判せよ!
やはりN党には「公」がないのである!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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