吉本芸人の「反社会勢力」との繋がり問題で、世間の
反応とわしの感覚があまりに差が開いていて笑う。
世間は宮迫と亮に圧倒的に同情的で、吉本の岡本社長を
悪人にしてバッシングしているが、記者会見で始めて
見た岡本社長は「なんや、普通のアホで迂闊で不器用な
おっさんやないかい」という印象だった。
それに対して宮迫の記者会見は「なかなか狡猾で芝居
がかってるな」というのがわしの印象だった。
FRIDAYが報じた「宮迫博之、半グレ金塊強奪犯と
ギャラ飲み現場写真」はデマなのか?
振り込め詐欺グループのパーティで闇営業して100万円
もらっていたのに「金はもらってない」と言ってた宮迫が、
今度は金塊強奪犯と個室で飲んでいたというスキャンダル
が出た。
宮迫が帰る際に、「同席していた男性が現ナマの札を数え
て、宮迫さんに『ハイ』と渡していたんですよ」と証言
する者もいる。
これは「ギャラ飲み」ではなかったのか?
ロンブー亮の記者会見は、相方の淳に相談もせずやって
しまったようだが、宮迫に操られているのではないか?
宮迫は他の芸能会社からオファーがあったので、「引退」
なんてする気はない。
むしろ自分のスキャンダルを覆い隠すために、吉本興業
を悪にして去って行こうという計画なのだろう。
わしが経営者なら、FRIDAYが次の矢を放つ恐れがある
中での記者会見はやらせない。
本人らが「引退してでも謝罪したい」と言っても、まだ
事実関係が完全に把握できない状態で、記者会見させて
引退させるわけにはいかない、そう判断した岡本社長は
人情味があるのではないか?
吉本興業は普通の一般企業ではない。
6000人の芸人が吉本ブランドを利用していて、社員も
600人いるという。
6000人の芸人のうち、プロとしての才能がある者は、
100人もいないだろう。50人くらいかもしれない。
もし吉本興業を一般企業にしたいなら、50人くらいの
芸人と契約書を交わして、最低賃金を保証するしかない。
あとの5950人は、吉本芸人として食ってくことはでき
なくなる。
才能もない芸人が世間の風に乗っかって、反体制気分で、
岡本社長を批難しているが、これで「ファミリー」とは
笑わせる。
吉本興業は、維新の会や安倍政権という権力者とも
ズブズブで、反社会勢力とも繋がる緩すぎる企業であり、
そもそも「笑い」をやる者が、権力に媚びをうるような
堕落を呈しているから、こんな事態になったのだ。
「笑い」をやる者は、権力者に媚びを売ってはならない。