またも予言的中のWebマガジン
小林よしのりライジング Vol.322
配信です!
今週号のタイトルは
「やっぱり慰安婦問題は終わらなかった」
2015年12月28日、年末ぎりぎりでニュース番組もほとんどない時期に、どさくさに紛れるように慰安婦問題の「日韓合意」が発表された。
堂々と発表できるようなものではないということはそれだけでもわかるのに、ここで慰安婦問題を「最終的かつ不可逆的に解決」するとしたことで、その時は右も左も大喜び。
国際政治学者の三浦瑠麗氏は、年末ぎりぎりにこそこそ発表した姑息なやり方まで「老練」と評して称えた。
そんな中、小林よしのりだけは、これは絶対に破たんすると予言した。
「日韓慰安婦『合意』という売国」小林よしのりライジング Vol.166
そしてこの度、韓国政府は日韓合意によって設立された「和解・癒し財団」を一方的に解散、日韓合意は完全に白紙に戻り、日本は10億円をドブに捨てただけに終わった。
あの時日韓合意を絶賛した者たち、なぜ黙っている!?
泉美木蘭のトンデモ見聞録は
「Black Box事件検証7《山口氏の証言変遷》」
ジャーナリストの伊藤詩織氏が元TBSの山口敬之氏にレイプされ、逮捕状まで出ていながら執行直前に止められ、政治権力の圧力が疑われる事件に関して、伊藤氏が山口氏を訴えた民事訴訟の口頭弁論で、原告の伊藤氏と被告山口氏が出廷。
焦点は、全く食い違うお互いの証言のどちらに整合性があるかということだった。
そして、それは誰の目にも明らかなものとなっていた!
終始一貫しており明確な伊藤氏の証言に対して、コロコロ言うことが変わり、どんどんあやふやになっていく。傍聴席からは失笑!
もう、真実は明らかだ。
あとは、裁判所に政治権力の圧力が及ばないことを願う!!
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…慰安婦問題を「最終的かつ不可逆的に解決」するとして、2015年の日韓外相会談で交わされた「日韓合意」に基づき、韓国政府が設立した財団「和解・癒し財団」が、登記上、正式に解散されたことがわかった。日本政府が国民の税金から拠出した10億円を財源とした日韓合意の中核となる事業だったが、朴槿恵政権が倒れて文在寅政権に代わると、韓国政府は「合意には法的拘束力がない」と言い出し、一方的に財団の解散と事業終了を決めたのだ。これでまたひとつ、安倍晋三の外交大失敗が確定した。
※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」
…今月8日、東京地裁にてジャーナリストの伊藤詩織氏が訴えている民事訴訟の口頭弁論(鈴木昭洋裁判長)が開かれ、原告の伊藤詩織氏と被告の山口敬之氏が出廷、それぞれの弁護人と裁判官による尋問が行われた。伊藤氏の証言は、『Black Box』に書かれていることや、これまでの記者会見、出演した番組などで述べてきたことと一貫しているが、山口氏の証言には不可解な部分が散見された。なぜ証言がコロコロと変わるのだろうか?
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!
山本太郎議員をどう評価している?
韓国に対する輸出管理強化をどう見てる?
「集」に埋没してしまった議員が、我に返ることってある?
海外ドラマの登場人物はなぜ全裸またはパンツ一丁で寝るの?
共産党が女性・女系宮家を認める理由とは?安倍首相と会食する芸能人をどう思う?
トキを繁殖して復活させることって正しいの?
…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第333回
「やっぱり慰安婦問題は終わらなかった」
2. しゃべらせてクリ!・第279回
「通掛聞造しゃん、今日もぶらり登場、ばったり遭遇!の巻〈前編〉」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第133回
「Black Box事件検証7《山口氏の証言変遷》」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記