令和最初のゴー宣道場。テーマは「新天皇即位と皇室の未来」。
応募者殺到でかなり多くの人達が抽選に漏れてしまったようだ。
外れた人には申し訳ない。開始前、会場の設営に当たって下さっている
ボランティアの皆さんに、いつにも増して熱気を感じた。道場の地方展開を進めようとされている方々からは、
わざわざご挨拶を戴いた。
この日、立憲民主党の「安定的な皇位継承を考える会」事務局長の
山尾志桜里衆院議員をゲストに迎えた。私も冒頭、少しまとまった発言の機会を与えられた。
振り返ると、私は平成9年頃から皇室典範改正の必要性を訴えて来た。
既に20年以上が経過したにも拘らず、残念ながら、無力にして何ら事態
の進展を図る事が出来ていない。しかし、今年から来年にかけての時期こそ、その最大にして、
或いは最後のチャンスなのかも知れない。
道場全体としては充実して楽しい内容になった。
令和の道場は、音響面の改善も含めて、幸先の良いスタートを切ることが出来た。
ただし、私自身には反省すべき事もあった。質疑応答の場面で最前列の若者が
「もし皇統が途絶えた後にはどうすれば良いのか」
という趣旨の質問をした時。私は見当外れな質問と感じて、
「皇統を途絶えさせない為にこそ、皆こうやって集まって討議をしている」と、
切って捨てるような回答をしてしまった。その後、
山尾議員がその質問に興味を示して丁寧に答えられ、
更に小林よしのり氏が一層、懇切丁寧に全力で説明された。
その若者が最前列に座っているという事は、
開場前に早くから来て会場の外で並んでいたのだろう。
手元を見ると、ノートにビッシリと議論の内容や自分の感想などを
書き込んでいる様子だ。
少しオドオドした感じで質問した彼は、
恐らく勇気を振り絞って質問したのだろう。
並々ならぬ熱心さと言うべきだ。そう思い至って、自分の不親切さを反省した。
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